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2014/02/07

<韓国文化>韓日ダンス交流の深化を

  • 韓日ダンス交流の深化を①

                ソウル公演「Memories」より

  • 韓日ダンス交流の深化を②

    前回の横浜公演「Face to Face」より

 横浜ダンスコレクション(16日まで)の一環としてソウルダンスコレクションと横浜ダンスコレクション共催の「日韓ダンス交流プロジェクト」が、14、15の両日、神奈川県横浜市の象の鼻テラスで開催される。昨年に続いて韓国のファン・スヒョンと日本の鈴木優理子が、共同作品を発表。また日韓ダンスコレクションの受賞者によるコラボレーションも発表される。同事業を企画した千葉速さん(横浜赤レンガ倉庫1号館)に文章を寄せてもらった。

◆共同作業で相互理解深める 千葉 速さん(横浜赤レンガ倉庫1号館)◆

 日本と韓国を代表する若手振付家のためのコンクール「横浜ダンスコレクション」(主催:横浜赤レンガ倉庫1号館/公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)と「ソウルダンスコレクション」が手を組んだ「日本-韓国ダンス交流プロジェクト“DANCE CONNECTION”」が、今年も進行中だ。

 このプロジェクトは、二つのダンスコレクションが選んだ振付家が、ソウルと横浜で約1カ月ずつ、合計2カ月間滞在し、それぞれの国で作品の制作と上演を行う。日本での公演会場は、「象の鼻テラス」(神奈川県横浜市)と、八戸ポータルミュージアム「はっち」(青森県八戸市)の2カ所。

 3年目のプロジェクトに参加するのは、シマダタダシとキム・クァンミン。キムは、昨年度「ソウルダンスコレクション2012」の受賞振付家。男女のコミュニケーションを扱った受賞作を始めとし、人と人のコミュニケーションに深い興味を持ち、作品制作を続けている。


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