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2015/03/13

<韓国文化>国交50年・戦後70年 舞台芸術、朝鮮通信使の旅で交流促進

  • 国交50年・戦後70年 舞台芸術、朝鮮通信使の旅で交流促進

    劇団昌世『ソレモク』

 韓日国交正常化50周年、戦後70年を迎えて、韓日友好を願う文化交流事業が各地で予定されている。

 1992年より韓国との演劇交流を積極的に続けてきた日本演出者協会は、ソウル演劇協会との共催で、「日韓演劇作品交流プロジェクト『演劇でつながろう』2014年ソウル演劇祭『未来へ羽ばたけ』部門最優秀作品・劇団昌世東京公演」(公益財団法人韓昌祐・哲文化財団助成、東洋経済日報社ほか後援)を4月に都内で開催する。

 今回上演される劇団昌世の『ソレモク(雪害木)幻想と現実の共存』(作・演出ペク・ソギョン)は、仕事の都合で父親の葬式に出席できなかった長男が、故郷の家を訪れたことで始まる家族の確執を描く。

 日本演出者協会は2012年に日韓演劇フェスティバルを開催するなど、文化交流に尽力してきた。同年の「第34回ソウル演劇祭」において、ソウル演劇協会と交流深化の協定書を交わした。

 日本からは劇団CHAiroiPLIN(チャイロイプリン)の『FRIEND~踊る戯曲~』(作・演出:スズキ拓朗)が、4月24~26日に芸術空間ソウル(大学路)で上演される。


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