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2015/01/16

<韓国文化>美術の日韓交流大切に

  • 美術の日韓交流大切に

    米国での展覧会と魚田元生さん

 韓国との美術交流を行っている、日本の美術家有志で作る国際芸術宇宙センター(アート・コスモス)が昨年、韓・日・米で展覧会を行い文化交流を深めた。今年も各地で展覧会を行い、交流を加速させる予定だ。魚田元生代表に文章を寄せてもらった。

◆多文化と出会い、新しいアートを 魚田 元生(NPO法人国際芸術宇宙センター代表)◆

 アートを通した国際交流、特に日韓交流に寄与したいと考えて、NPO法人国際芸術宇宙センター(アート・コスモス)企画を、アーティスト有志で立ち上げて以来、日韓両国で企画展を開催してきた。そして昨年は、米国でも展覧会を開催することができた。

 ロサンゼルスで展覧会を行ったのは昨年5月だった。米国はテロ対策のため念入りに空港チェックしていることもあり、入国審査の行列が一向に進まず2時間もかかった。ロサンゼルスのNPO法人LELA代表の坂田英夫夫妻らが迎えてくれた。ロサンゼルスではアートフェア形式の7人の個展と日・米・韓アート・コスモス交流をLELAギャラリーで開催した。

 韓国人、中国人はその土地に骨を埋める覚悟で、自国から若者を呼び寄せ、エリアを拡大していくが、日本人はなぜか、母国で死にたいとのことで、年を取ると帰国する例が多いという。それでエリアが拡大しないどころか、先細りになってしまうとのこと。


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