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2015/06/26

<韓国文化>宮廷文化の魅力を伝える

  • 宮廷文化の魅力を伝える

    繍褓 ポジャギは日本の風呂敷のようなもので、作り方によってチョガク褓と繍褓、食紙褓などに分けることが出来る。繍褓は補・胸背のようなポジャギ上に刺繍を施したものをいう。繊細な手作業を確認できる繍褓は宮中では、文字や花鳥などを繊細で、精緻な手技で作られた

 朝鮮王朝時代の宮中衣裳展、関東大震災朝鮮人虐殺をテーマに平和を訴える演劇『骸骨の舞跳』など、韓日友好を願う催しが各地で行われる。

 韓国交正常化50企画展「朝鮮王朝宮中衣裳及び礼服装飾と繍褓の昔と今」が、東京・四谷の韓国文化院で始まった。『イ・サン』や『トンイ』など韓国歴史ドラマが日本で人気をを集め、それらに登場する韓国の宮中衣裳に対する関心が高まっていることを受けての展覧会で、韓国文化院と草田繊維・キルト博物館との共催。

 朝鮮時代の宮中衣裳を展示し、序列による衣装の様式や色の違いにより礼儀を表した「儒教思想」と朝鮮王朝の秀麗な魅力を紹介。


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