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2015/08/14

<韓国文化>韓国伝統工芸の美を知る

  • 韓国伝統工芸の美を知る

                        猫図

 「高麗・朝鮮の美―華麗なる高麗、鮮やかな朝鮮」が、京都市の高麗美術館で開催中だ。大阪市立東洋陶磁美術館では、「日韓国交正常化50周年記念国際交流特別展 新発見の高麗青磁」が、9月5日から開催される。

 「高麗と朝鮮」という図式は、青磁と白磁、象嵌と螺鈿、仏教と儒教、貴族文化と王朝文化というキーワードで読み解くことができる。

 例えば、高麗青磁にみられる象嵌は、器面に文様を彫り込み白土や赤土を埋めて焼いたもので、高度な技術を必要とする。

 朝鮮の漆にみられる螺鈿は、文様の形に切った貝を木地に貼って研ぎ出した大変優れた技術を要した品である。


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