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2018/10/26

<韓国文化>女性アーティストが映し出すアジア

  • 女性アーティストが映し出すアジア

    キム・インスク ≪息子と私≫ 〈サイエソ:はざまから〉より
    2008年 東京都写真美術館蔵 ©金仁淑

 発展と変容の著しいアジアの女性アーティストの作品を紹介する「愛について アジアン・コンテンポラリー」展が、東京都写真美術館(東京都目黒区)で開催中。金沢21世紀美術館(石川県金沢市)では、韓日中の作家による「東アジア文化都市2018金沢 変容する家」展が開かれている。

 同展は家族、セクシュアリティ、ジェンダーのあり方に焦点をあて、変わりゆくアジアの現在を紹介する写真展。

 出展作家は、在日コリアン、韓国、日本、中国、シンガポール、そして台湾の女性アーティストによって構成されている。国も年齢もアーティストとしてのキャリアも異なる彼女たちの作品は、アジアン・コンテンポラリーとして高い評価を得ているという共通点以上に、女性の価値観が様々に変容するアジアの〝今〟を共有している。彼女たちの作品は、それぞれの現実を直視し、それぞれの〝今〟に思いを巡らせている。その眼差しの奥底にあるもの、それは「愛について」である。


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