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2001/08/03

<週間ダイジェスト>7月26日~8月1日

26日 ■金総書記がロシア入り

 北朝鮮の金正日総書記は、ロシアを公式訪問するためシベリア鉄道でモスクワに向かった。今回のロシア訪問は昨年7月にプーチン大統領が北朝鮮を訪れたことに対する答礼とみられる。北の最高権力者がロシアを訪問するのは15年ぶり。

27日 ■金大統領、米国務長官と会談

 金大中大統領は、韓国を訪問したパウエル米国務長官と会談し、「南北関係と米朝関係は並行して発展しなければならない。米国の積極的な外交に期待する」と述べ、米朝対話の再開を求めた。これに対してパウエル長官は、北朝鮮との非公式接触を通じて、北側の望む場所と時間に無条件で対話に応じると提案した」と語り、米朝対話の進展に意欲を示した。

28日 ■北の食糧56万㌧不足

 6月末から7月初めにかけて北朝鮮に視察団を送り現地調査を実施した国連の世界食糧計画(WFP)と食糧農業機関(FAO)は、今年秋までに56万4,000㌧の食糧が不足する見込みだとの報告書を発表した。北朝鮮では、今年春に3カ月以上も干ばつが続き、穀物生産に大きな被害が出ている。

29日 ■北とロが鉄道協定合意

 モスクワで開かれたシベリア横断鉄道(TSR)百周年記念行事に出席した北朝鮮の金ヨンサム鉄道相は、ロシア当局と北ロ鉄道協定の締結に合意した。朝鮮半島縦断鉄道とシベリア鉄道を連結するため、ロシアが北朝鮮の鉄道近代化を支援する内容で、8月4日に行われる金正日総書記とプーチン大統領との首脳会談で正式調印する予定。

30日 ■サンマ漁交渉が物別れ

 東京の外務省で開かれた韓日政府間のサンマ漁をめぐる局長級協議が、双方の意見の対立で物別れに終わった。韓国側は、ロシアとの合意が日本の領土問題に影響を及ぼすものではないとの立場を強調し、日本側が求めた入漁許可を拒否した。

31日 ■金総書記、9月訪韓約束

 韓国政府当局者は、北朝鮮が今春、複数の外交チャンネルを通じて金正日総書記が9月にソウルを答礼訪問すると韓国側に伝えていたことを明らかにした。しかし、その後に北朝鮮の態度が硬化し、今月中旬まで金総書記がロシアを訪問し、9月には中国の江主席の平壌訪問で金総書記のソウル訪問は大幅にずれ込むもようだ。

1日 ■ベトナム国防相が韓国入り

 ベトナムのチャー国防相が金東信・国防部長官の招きで韓国を訪れた。チャー国防省は7日までソウルに滞在し、防衛産業での韓・ベトナム協力や軍事交流促進について覚書を交わす。ベトナムの国防相が韓国を訪問するのは初めて。