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2001/07/13

<週間ダイジェスト>7月5日~7月11日

5日 ■黄ジャンヨップ氏訪米、当面認めず

 韓国に亡命した北朝鮮の元労働党書記、黄ジャンヨップ氏に米共和党議員らが招請状を出した問題で、韓国政府は国家安全保障会議で「黄氏の経歴など特殊性を考え、まず韓米政府間で(訪米時の)身辺の安全確保の問題を事前に十分検討しなければならない」との立場を確認した。黄氏の出国は当面認めない意向を示したもの。

6日 ■米「北は合意順守している」

 アーミテージ米国務副長官は、北朝鮮について核開発とミサイル発射のいずれの凍結合意も「順守している」との認識を示した。また、北朝鮮が核開発を凍結した94年の「米朝枠組み合意」を守っているとの判断にもとづき、米政府は前日、北朝鮮に重油を提供するための予算2,000万㌦の拠出を承認している。

7日 ■サンマ漁問題で打開策探る

 韓日の当局者は、ソウル市内で北方4島沖での韓国のサンマ漁問題について協議した。双方が基本的な立場を説明し合うにとどまり、議論は平行線をたどったもよう。双方とも問題解決に向けた話し合いが行われており、操業が可能になる15日直前まで打開策を探ることになりそうだ。一方、ロシアのイワノフ外相は、田中外相あてに「この問題は平和条約締結交渉と関連するものでは全くない」とする返書を送ってきた。

8日 ■金日成主席死去から7周年

 朝鮮中央放送によると、北朝鮮の金正日総書記は、故金日成主席の死去7周年に当たり、同主席の遺体が安置されている平壌・錦繍山記念宮殿を訪問した。

9日 ■南北外相会談の開催を示唆

 韓昇洙・外交通商部長官は、日本人記者団との会見で、今月下旬にハノイで開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)での北朝鮮の白南淳外相との南北外相会談について、具体的な計画はないとしながらも、「一昨年、バンコクのARFで南北外相会談が実現したのに、今回会わないのはむしろおかしい」と述べ、開催の可能性を示唆した。

10日 ■北朝鮮が対話遠いと米非難

 平壌放送によると、北朝鮮の労働党機関紙、労働新聞が朝米関係に関する論評を掲げ、米国の姿勢は「対話再開にはほど遠い」と批判、米国の軽水炉建設の遅れによる電力損失問題を朝米協議の優先議題とすべきだと改めて要求した。

11日 ■今月中に南北当局会談開催

 統一部が国会の統一外交通商委員会に政策報告を行った。それによると、金剛山観光事業について、7月中に開かれる「金剛山地域陸路連結のための南北当局者会談」で陸路連結工事が早期着工されるとともに、金剛山観光が雪岳圏と連携する国民観光事業へと発展させるよう努力するとしている。