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2002/11/01

<週間ダイジェスト>10月24日~10月30日

24日 ■金大統領がメキシコ訪問

 金大中大統領は、第10回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合に出席するため、メキシコのロスカボスに向かった。金大統領は出国に際し、「核問題をはじめとする南北のすべての懸案事項は、対話で平和的に解決しなければならない」と述べ、各国首脳に協力を求めることを明らかにした。

25日 ■米に不可侵条約提案

 北朝鮮の外交スポークスマンは、「核問題に関する談話」で、「朝米が不可侵条約を締結するのが核問題解決の合理的かつ現実的方法だ」と提案、「米国が核不使用を含むわが国への不可侵を法的に確約するなら、わが方も米国の安保上の憂慮を解消する用意がある」と述べた。

26日 ■北の視察団が訪韓

 朴南基・国家計画委員長を団長とする北朝鮮の経済視察団18人が高麗航空専用機で仁川国際空港に到着した。一行は9日間の日程でソウル、釜山、浦項などを訪れ、自動車、鉄鋼、電子、石油化学などの工場と港湾などを視察する。訪問団の中には金正日総書記の義弟の張成沢・朝鮮労働党中央委第一副部長も含まれている。

27日 ■韓米日首脳が北の核問題協議

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合に出席した金大中大統領は、米ブッシュ大統領、小泉純一郎首相と韓米日首脳会談を行い、北朝鮮の核問題について協議、「迅速かつ検証可能な方法で北朝鮮に核開発計画の撤廃を要求する」とした共同声明を発表した。

28日 ■北朝鮮の核で特別声明

 21カ国・地域の首脳が一堂に会し、メキシコのロスカボスで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合が閉幕。「テロを許さず、反テロで協力を強化していく」とする首脳宣言を発表し、「北朝鮮に核開発計画の即時放棄を迫り、問題の平和的解決をめざす」とした特別声明を採択した。

29日 ■朝日交渉が再開

 北朝鮮と日本の国交正常化交渉が2年ぶりにクアラルンプールで再開された。日本側が拉致問題解明と核開発の放棄を迫ったのに対し、北朝鮮側は経済協力協議を優先するよう主張し、平行線をたどった。

30日 ■「核反対」を国会決議

 韓国国会は本会議を開き、北朝鮮の核開発問題について、「北韓の核開発は韓国の安全保障はもちろん、北東アジアの平和と安全を脅かすもので、深く憂慮する」とし、核開発計画の即時中止と国際原子力機関(IAEA)の査察受け入れを求める決議を全会一致で採択した。