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2003/12/19

<週間ダイジェスト>12月11日~12月17日

17日 ■南北会談を開催

 今年最後の南北当局者会談が4日間の日程で平壌でスタート。双方は、南北経済協力の活性化に向け、決済、清算、原産地確認などの制度化に向けた協議を行う。

16日 ■特別検察官に金鎮興弁護士

 盧武鉉大統領は、大統領側近の不正疑惑の捜査に当たる特別検察官に金鎮興弁護士を任命した。金特別検事は、捜査準備期間をへて来年1月6日から本格的な取り調べに入る。

15日 ■金潤煥氏が死去

 元韓日議員連盟会長で、知日派として知られる金潤煥氏が、腎臓がんのためソウルの病院で死去した。71歳だった。金氏は70年代末から5期連続で国会議員を務め、盧泰愚、金泳三政権誕生の立役者で、「キング・メーカー」と呼ばれた。

14日 ■盧大統領、政界引退の用意も

 盧武鉉大統領は、昨年の大統領選挙をめぐる不正資金疑惑で各党代表と会談し、「わが党の不正資金が野党ハンナラ党の10分の1を上回るなら、政界引退の用意がある」と述べた。盧大統領の発言は、疑惑を徹底解明するという姿勢を示したものと受け止められている。

13日 ■金総書記が人民軍視察

 朝鮮中央通信は、金正日総書記が朝鮮人民軍第1292部隊など3部隊を視察したと報じた。同通信は9日付けで40日ぶりに金総書記の動静を伝えて以来、連日、軍視察のニュースを流している。

12日 ■産業資源部長官が辞表

 原子力発電所の廃棄物処理施設の建設地をめぐるトラブルで、尹鎮植・産業資源部長官が辞表を提出した。尹長官は今年7月、同施設の建設地に全羅南道扶安郡の蝟島を選定したが、住民の反対で混乱が起きていた。

11日■来年からデモ行進禁止

 国会の法制司法委員会は、「集会とデモに関する法改正案」を可決した。これによって、来年から全国95カ所の主要道路でのデモ行進が禁止され、幼稚園や学校、軍事施設の周辺でも集会ができなくなる。