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2003/11/14

<週間ダイジェスト>11月6日~11月12日

12日 ■民主労総が時限スト

 全国民主労働組合総連盟(民主労総)がパート労働者の待遇改善などを求めて時限ストに突入した。全国の77組合、約4万5000人が参加し、ソウルでは1万人の集会が開かれた。

11日 ■ウリ党が新党結成大会

 与党・民主党を離党した議員らで旗揚げした「ヨルリン・ウリ党」(開かれたわが党)は、オリンピック体操競技場で党員1万5000人が参加し、新党結成大会を開いた。大会では党憲法を採択し、金元基氏を議長に選出した。

10日 ■韓・チリFTA批准案を上程

 国会の統一外交通商委員会は、全体会議を開いて韓・チリ自由貿易協定(FTA)批准同意案を採択、本会議で審議されることになった。チリとのFTAは今年2月に締結されたが、反対論が多く批准が遅れている。

9日 ■イラク調査団が帰国

 イラクへの派兵をめぐって、現地を訪れていた第2次調査団が帰国、「米が韓国軍の駐屯先としているイラク北部のモスルは、治安が悪く危険だ」と報告した。

8日 ■開城工団に連絡事務所

 第7回南北経済協力推進委員会が平壌で開かれ、来年6月までに開城工業団地内に連絡事務所を設置することに合意した。同事務所を通じて、韓国企業の進出や貿易の拡大を図る。

7日 ■軽水炉中断で補償要求

 朝鮮中央通信は、韓半島エネルギー機構(KEDO)が軽水炉事業の中断を発表したのに対し、「協定の義務不履行」と非難、補償を求めた。また、建設現場の機資材の搬出を禁止すると表明した。

6日 ■面会所を来春着工

 第5回南北赤十字会談が北朝鮮の金剛山で開かれ、離散家族の面会所を約2万平方㍍規模とし、来春にも着工することで合意した。また、第9回の離散家族再会事業を来年の旧正月に実施することを決めた。