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2004/11/19

<週間ダイジェスト>11月11日~11月17日

17日 ■ラポート司令官の任期延長
 
 在韓米軍司令部は、国連軍と韓米連合軍の司令官を兼任しているラポート在韓米軍司令官の任期を2006年春まで延長すると発表した。在韓米軍司令部によると、ラポート司令官がラムズフェルド国防長官から無期限の任期延長要請を受け、受諾した。

16日 ■金総書記の肖像撤去か 

 ロイター通信は、金正日総書記の肖像画が人民文化宮殿など公共施設から消えたと報じた。平壌駐在の外交官の話として伝えたもので、8月末から9月初めにかけて撤去されたという。しかし、その理由は定かではなく、外交筋では否定しており、真偽は不透明だ。

15日 ■公務員労組がゼネスト突入 

 全国公務員労組(全公労)が、公務員の年俸制導入とリストラなどに反対しゼネストに突入、全国各地の組合員約4万5000人が参加した。これに伴い政府は、李ヘチャン・国務総理が主宰する関係長官会議を開き、団体行動の禁止を定めた国家・地方公務員法に違反する行為で、1年以下の懲役や300万ウオン以下の罰金に処すと定められている現行規定を改正し、厳しい処罰を課すことを決めた。

14日 ■朝日実務者協議が終了 

 9日から平壌で開かれていた第3回朝日実務者協議が終了した。日本側は、横田めぐみさんの夫と面談するなど、安否不明の拉致被害者10人に関し、関係者から事情を聴取し、不明者と関係する物品、資料などを日本に持ち帰った。

13日 ■KEDO事務局長が訪朝 

 韓半島エネルギー開発機構(KEDO)のカートマン事務局長が北朝鮮を訪問した。今回の訪朝は、1年間としていた軽水炉建設事業の凍結期間が11月末で期限切れになるのに伴い、凍結の延長について北朝鮮側と話し合うのが目的とみられている。

12日 ■盧大統領が南米歴訪に出発 

 盧武鉉大統領は、20日からチリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に出席するため、特別機で出国した。盧大統領は、米国に立ち寄り在米韓国人らと交流したあと、アルゼンチン、ブラジル、チリを歴訪する。

11日 ■アラファト議長死去で弔電 
 
 政府は、パレスチナ解放機構(PLO)のヤセル・アラファト議長が死去したのを受け、李ヘチャン・国務総理と潘基文・外交通商部長官の名義で弔電を送った。