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2004/08/13

<週間ダイジェスト>8月5日~8月10日

10日 ■平壌とダマスカスが姉妹都市に
 
 朝鮮中央通信によると、シリアを訪れたリャン・マンギル平壌市人民委員長が、ダマスカスとの姉妹都市提携に調印した。平壌市は昨年11月にモンゴルのウランバートル市と姉妹都市協定を結んでいる。

9日 ■沈昌求・食薬安全庁長が辞任

 食品医薬品安全庁の沈昌求庁長が、フェニールプロパノールアミン(PPA)成分のかぜ薬販売禁止措置と関連し、道義的責任をとって辞任した。沈庁長は、「波紋が起きた直後に辞任する予定だったが、かぜ薬の副作用に関する説明、福祉部の監査、党政協議などのために遅れた」と述べた。

8日 ■イラク・アルビルに領事派遣 

 外交通商部は、韓国軍部隊が駐留しているイラクのアルビルに外交本部との連絡および在留韓国人の保護を目的に領事を派遣すると発表した。現在、アルビルには駐留軍施設の工事関係者、軍需物資納品者ら約40人が滞在している。

7日 ■五輪中継で北を支援 

 統一部によると、韓国放送委員会と北朝鮮の朝鮮中央放送委員会が金剛山で実務協議を行い、北朝鮮でのアテネ五輪中継を韓国が支援することで合意した。ソウルに送られてくる韓国のテレビ局が撮影した開会式や主要競技の映像をタイのタイコム衛星を通じて平壌に電送する。

6日 ■中国がビザ発給せず 

 ハンナラ党の議員でつくる「国家発展戦略研究会」のメンバー約10人が、中国を訪問するため、駐韓中国大使館に査証(ビザ)を申請したところ、発給されなかった。メンバーは中国集安の高句麗遺跡や独立運動の本拠地であった臨時政府庁舎、白頭山などを訪問する予定だった。

5日 ■中国がHPから「高句麗」削除 

 中国政府が外務省ホームページの高句麗史を含む48年8月の大韓民国樹立以前の歴史をすべて削除した。北朝鮮と日本についても近代史以前の記述を削った。これに対して韓国政府は、「民族の歴史の抹殺だ」として中国当局に抗議した。