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2004/07/30

<週間ダイジェスト>7月22日~7月28日

28日 ■金振・住宅公社社長を逮捕
 
 最高検察庁は、再開発事業に絡む収賄の疑いで金振・大韓住宅公社社長を逮捕した。金社長は、仁川地域のアパート再開発事業の発注に便宜を図った見返りとして、建設会社から1億1000万ウオンを受け取っていたほか、住宅公社の広告発注で広告会社から5000万ウオンを受け取っていた疑いが持たれている。

27日 ■脱北者200人が韓国入り 

 北朝鮮を脱出し、東南アジアに潜伏していた脱北者約460人のうち200人が政府のチャーターで京畿道城南のソウル空港に到着した。残りの脱北者も、28日、韓国入りした。

26日 ■朴勝椿・情報本部長が退役 

 北朝鮮警備艇による西海の北方境界線(NLL)侵犯事件で、南北艦艇間の交信内容や北朝鮮の電話通知文を一部マスコミに流した責任をとり、合同参謀本部の朴勝椿(陸軍中将)情報本部長が退役を表明した。

25日 ■韓国労総が民労党を全面支持 

 韓国労働組合総連盟(韓国労総)の李龍得委員長は、民労党の臨時党大会に出席し、「韓国労総の利害と要求は、民主労働党(民労党)と一致する」と述べ、「組合員の総意をもって民労党と行動を共にする考えだ」と明らかにした。

24日 ■ヨルダン国王が訪韓 

 ヨルダンの国王アブドラ2世が盧武鉉大統領の招きで韓国を訪れた。同国王は、盧大統領と会談し、中東情勢や北朝鮮問題について意見を交換したほか、両国間の経済協力拡大に合意した。

23日 ■米が北朝鮮に食糧支援 

 米国務省のリチャード・バウチャー報道官は、北朝鮮の深刻な食糧不足を考慮し、食糧5万㌧を支援すると明らかにした。世界食糧計画(WFP)を通じて提供する。バウチャー報道官は、「北朝鮮政府への懸念はあるが、人道的レベルから支援することを決めた」と述べた。

22日 ■宋斗律教授を釈放 

 国家保安法違反で拘束、起訴された社会学者、宋斗律教授(59)が控訴審で無罪判決を受け、釈放された。ドイツ外務省は、「宋教授が北朝鮮政治局員候補だという疑いが晴れ、歓迎する」とした声明を発表した。