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2004/07/23

<週間ダイジェスト>7月15日~7月21日

21日 ■ボルトン米国務次官が訪韓 

 ボルトン米国務次官(国際安全保障担当)が訪韓、外交通商部の潘基文長官と国家安全保障会議(NSC)当局者らと会い、北朝鮮の核問題、在韓米軍の削減など両国の懸案事項について協議した。

20日 ■陸路で北にコメ支援 

 北朝鮮に支援するコメ40万㌧のうち、国産米10万㌧を積んだ25㌧トラック40台が、京義線と東海線の陸路を通って北朝鮮に向かった。このコメは、開城の農業専門学校と高城の金剛山青年駅前広場に届けられた。

19日 ■朴槿惠代表を再選 

 ハンナラ党は、蚕室学生体育館で党大会を開き、朴槿惠・前代表を代表最高委員に選出した。朴代表は今後2年間、党代表としてハンナラ党を率いる。朴代表は、党大会で代議員(約5000人)の投票(50%)や世論調査(30%)、インターネット投票(20%)で、8433票(42・1%)を獲得し、圧勝した。

18日 ■再び領海を侵犯 

 韓国国防部によると、西海の延坪島の北東海域で北朝鮮のものとみられる船舶1隻が先週に続き北方限界線(NLL)を侵犯した。海軍で無線で警告したところ、30分後に北朝鮮海域に退避した。

17日 ■訪朝団の不許可非難 
 
 北朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)は、故金日成主席死去10周年の追慕式に際し、韓国が民間訪朝団の北朝鮮訪問を許可しなかったことを強く批判した。祖平統は、「韓国の今回の措置は南北共同宣言の精神に反し、南北関係に冷水を浴びせる行為だ」と抗議した。

16日 ■北朝鮮大使の首都訪問許可 

 米国務省は、北朝鮮国連代表部の朴吉淵大使と韓成烈次席大使に対し、ワシントン訪問を許可すると発表した。朝米間の関係悪化で、国務省は北朝鮮大使の首都訪問申請を2002年10月から拒否していた。

15日 ■韓日議連会長に文喜相氏 

 韓日議員連盟は、ソウル市内で総会を開き、新会長に前大統領秘書室長でウリ党議員の文喜相氏(59)を選出した。文新会長は、ソウル大卒後、韓国青年会議所会長などを務め、92年に国会議員に初当選し、現在3期目。