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2004/04/30

<週間ダイジェスト>4月22日~4月28日

28日 ■イラク派兵は予定通り実施

 潘基文・外交通商部長官は、17代総選挙の当選者の一部からイラク派兵の撤回を求める声が出ている問題に関して、「政府の立場を説明し、理解していただく」と述べ、イラクへの追加派兵方針に変わりがないことを強調した。

27日 ■弾劾問題、来月中旬に結論 

 盧武鉉大統領の弾劾問題を審理している憲法裁判所の周善会裁判官は、大統領と国会の代理人による最終弁論を30日に終え、16代国会議員の任期が満了する5月29日以前に最終結論を出すと明らかにした。

26日 ■南北会談を開城で開催 

 龍川駅列車爆発事故を支援するための南北会談が北朝鮮の開城で開かれた。韓国側が陸路での救援物資の輸送を打診したが、北朝鮮側は海路での輸送を主張した。これは、韓国の国旗をつけたトラックが北朝鮮の住民の目にふれるのを避けるためとみられる。

25日 ■北に100万㌦相当支援 

 統一部など関係部署の局長が参加して「龍川災害対策実務協議」を開き、北朝鮮の竜川駅で起きた爆発事故を支援するため、100万㌦規模の救護物資を送り、20-25人の応急医療支援チームを派遣することを決めた。

24日 ■北朝鮮が支援要請

 北朝鮮の朝鮮中央通信は、龍川の列車爆発事故に初めてふれ、「被害は甚大」と報道、国際社会に支援を要請した。北朝鮮が国内の事故について公式発表するのは異例で、事故の深刻さを物語っている。

23日 ■与野代表が会談へ 

 開かれたウリ党の鄭東泳議長とハンナラ党の朴槿惠代表による与野党代表者会談が実現する見通しとなった。ハンナラ党の陳永・代表秘書室長が明らかにしたもので、ウリ党の金栄春・秘書室長と協議し、来月3日に開く予定だ。議題については、これから詰める。

22日 ■たばこ500ウオン値上げ 

 保健福祉部は、関係長官会議を開き、たばこの値上げを盛り込んだ国民健康増進法の改正案に合意した。6月の国会で処理し、7月からたばこの価格を500ウオン引き上げる。また、1年以内に追加で500ウオン値上げする方針だ。