ここから本文です

2004/03/05

<週間ダイジェスト>2月26日~3月3日

3日 ■上期中に南北鉄道連結

 南北経済協力推進委員会の第8回会合がソウル・グランドヒルトンホテルでスタート。上期中に南北鉄道を連結することに合意した。

2日 ■国会議員の定数26人増員

 国会は本会議を開き、現行273人の国会議員の定数を26人(地方区16人、比例代表10人)増やし、299人とする選挙法改正案を可決した。これによって、第17代国会議員の定数は地方区243人、比例代表56人に確定した。

1日 ■ソウルで大規模「反北」集会 

 退役軍人やキリスト教関係者ら保守派3万人がソウル支庁前に結集し、「親北左翼勢力と不正腐敗に抗議する国民大会」を開いた。進歩派に対抗したもので、北朝鮮に対し核開発の放棄を求めた。

29日 ■総選挙を市民革命に 

 事実上の与党・ウリ党は、「4月15日の総選挙を市民革命にする」と宣言した。2002年の大統領選挙で「ノサモ」(盧武鉉を愛する会)の代表を務めた文盛瑾氏が記者会見して明らかにしたもので、このために党内に国民参加運動本部を設置、陣頭に立つ。

28日 ■独島切手めぐり韓日応酬

 スイスのベルンにある万国郵便連合(UPU)事務局は、韓国が先ごろ独島(竹島)切手を発行したことに関し、日本がUPI憲章に違反するとする抗議声明をUPUに送付、会員190カ国に配布したと明らかにした。これに対し、韓国も「独島は韓国の固有の領土である」とする声明文をUPUに送った。

27日 ■鄭大哲議員、総選挙に不出馬 

 不正政治資金の授受で起訴されたヨルリン・ウリ党の鄭大哲議員は、ソウル地裁で開かれた初公判で、「党代表最高委員まで務めた身で法廷に立つことになり恥ずかしい」と述べ、4月の総選挙に出馬しないことを表明した。

26日 ■環境次官に朴仙淑氏

 盧武鉉大統領は、空席となっていた環境部次官に朴仙淑・元青瓦台(大統領府)広報首席秘書官を任命した。現政権で女性の次官が誕生したのは初めて。