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2005/07/29

<週間ダイジェスト>7月21日~7月27日

27日 ■自民党研修団、独立記念館視察
 
 金子恭之・自民党青年局長を団長とする海外研修団約100人が、国交40周年と韓日友情年を記念して韓国を訪れ、天安の独立記念館を視察した。金子団長は、「今回の訪問が両国の歴史認識の差を縮めるきっかけになる」と話した。

26日 ■潘基文長官がラオスに向け出国

 潘基文・外交通商部長官がラオスで開かれる第12回ASEAN(東南アジア諸国連合)地域フォーラム(ARF)に出席するため出国した。ARFには韓日中の外相が参加するほか、北朝鮮の白南淳外相もオブザーバー参加することになっており、28日に南北外相会談を行う予定だ。

25日 ■開城で南北水産会議 

 漁業問題について話し合う南北水産協力実務協議の第1回会議が北朝鮮の開城で開かれた。韓国側は、中国漁船が北側の近海を通って西海(黄海)で不法操業を行っている問題で、北朝鮮に取り締まるよう協力を求めた。

24日 ■南北の6カ国協議代表が事前会談
 
 6カ国協議に出席するため北京入りしている韓国側代表の宋旻淳・外交通商次官補と北朝鮮側代表の金桂寛・外務次官が事前に会談した。会談後、宋次官補が記者会見し、「韓半島の非核化を実現するための枠組みづくりが必要だとの考えで一致した」と述べた。

23日 ■米に金正日総書記との会談内容説明へ 

 中国外務省は、唐家セン国務委員(前外相)が米国政府の招きで26日から訪米すると発表した。唐委員は、米首脳と会談し、今月12-14日に胡錦濤・国家主席の特別代表として訪朝し、金正日総書記と会談した内容などを伝え、北朝鮮の核問題について意見交換するもようだ。

22日 ■平和協定の締結要求 

 北朝鮮の外務省報道官は、「核問題の解決と韓半島の非核化のためには韓半島の不安定な停戦状態を平和体制に転換しなければならない」とする談話を発表、53年に国連軍などと締結した韓国戦争の休戦協定を見直し、平和協定を締結すべきだと強調した。

21日 ■国連に安保理拡大案提出 

 外交通商部によると、国連安保理非常任理事国を現在の10カ国から20カ国に拡大することを骨子とする安保理拡大決議案を韓国を含む11カ国の共同名義で国連事務局に提出した。