ここから本文です

2005/04/22

<週間ダイジェスト>4月14日~4月20日

20日 ■新ローマ法王に祝電 

 青瓦台(大統領府)の金晩洙スポークスマンは、盧武鉉大統領が第265代ローマ法王に選出されたベネディクト16世に祝電を送った。盧大統領は、祝電で「人種、国境を超え、平和を渇望するすべての人類に新しい希望と祝福をもたらすことを願っています」と述べた。この祝電は在韓ローマ法王庁大使館を通じてバチカンに伝達された。

19日 ■李ヘチャン総理がベトナム訪問 

 李ヘチャン・国務総理がベトナムを訪問、ハノイでファン・バイ・カイ首相と会談した。李首相は、二国間の貿易拡大など経済協力の活性化に合意し、原子力発電に関する技術をベトナムに移転する契約を結んだ。

18日 ■中国で韓中歴史セミナー 

 韓国学中央研究院韓国文化交流センターが、中国の南京大虐殺記念館と共同で、南京師範大学で「日本の歴史歪曲に対応する韓中共同学術セミナー」を開いた。韓国側から金ジフン・成均館大学教授、安秉佑・韓神大学教授らが参加し、日本の歴史教科書の記述をめぐる論文を発表した。

17日 ■鉄道交通振興財団を廃止へ 

 韓国鉄道公社は「サハリン油田事業現況」と題した報告書を国会に提出、同事業を推進している傘下の鉄道交通振興財団を廃止する方針を明らかにした。同財団は、鉄道事業の振興と職員の福利厚生を目的に2004年1月に出資金59億ウオンで設立された非営利法人で、ロシア・サハリン油田開発への投機疑惑で検察の捜査を受けている。

16日 ■補欠選挙、立候補締め切り 

 選挙管理委員会によると、4月30日に一斉投票が行われる統一補欠選挙の立候補受付が締め切られ、国会議員は6選挙区に27人が届け出た。また、釜山江西区など地方自治体長補欠選挙には7選挙区に20人が立候補した。

15日 ■日本の常任理事国入りに92%反対 

 国連創立60周年にちなんで、韓国国連協会とメディアリサーチが共同で「国連に関する国民意識調査」を実施したところ、回答者(成人男女1009人)のうち92・3%が「日本の安保理常任理事国入りに反対」と答えた。また、86・9%が「次期国連事務総長に韓国人が望ましい」と回答した。

14日 ■国連が北朝鮮非難決議 

 国連人権委員会は、スイスのジュネーブで総会を開き、北朝鮮の人権問題を非難する決議案を可決した。欧州連合(EU)や日本が提出したもので、人権委メンバーの53カ国のうち賛成30、反対9、韓国など14カ国が棄権した。