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2006/12/08

<週間ダイジェスト>11月30日~12月6日

6日■スペインとの軍事交流強化へ 

 国防部は、スペインとの軍事交流の活性化に向け国防協力協定を締結すると発表した。韓国はこれまで11カ国と国防協力協定を結んでおり、スペインは、ドイツ、ポーランド、トルコに次いで欧州4番目の締結国となる。また、カナダとも軍高官の相互訪問などを促進する。

5日■李統一部長官が金剛山訪問 

 李鍾ソク・統一部長官が、2日間の日程で北朝鮮の金剛山を訪れた。李長官は、金剛山観光事業を行っている現代峨山の関係者らと合い、意見を交換した。北朝鮮は、ミサイル発射後に韓国がコメや肥料の支援を中断したため、政府関係者の訪朝を許可していなかったが、解除した。

4日■北京で韓日中環境相会議 

 北京で韓国、日本、中国の環境相会議が開かれ、黄砂や気候の変動、有害廃棄物の国家間移動などの懸案事項の解決に向け、3カ国の協力を強化していくことで合意した。特に、中国の黄砂問題について話し合う3カ国局長級会議を設置することを決定した。

3日■盧大統領、豪州など歴訪へ出発 

 盧武鉉大統領がインドネシア、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国歴訪と第10回東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)首脳会議に出席するため出発した。インドネシアでは、ユドヨノ大統領と首脳会談を行い、両国の戦略的パートナーシップ構築を骨子とする「首脳共同宣言」を採択した。

2日■与党支持率8・3%と低調 

 世論調査専門機関リサーチ・アンド・リサーチが全国の成人700人を対象にした実施した電話調査によると、各政党の支持率は与党ウリ党8・3%、野党ハンナラ党42・2%、民主労働党6・1%、民主党5・7%だった。与党の支持率が1ケタ台に落ちたのは80年代の世論調査開始から一度もなく、深刻な事態となっている。

1日■宋旻淳・外交通商部長官が就任 

 宋旻淳・青瓦台(大統領府)統一外交安保政策室長が、青瓦台で盧武鉉大統領から外交通商部長官の任命状を受け取り、正式に就任した。宋長官は、「韓国外交における最大の挑戦は北朝鮮の核問題だ」と指摘し、核問題を平和的に解決する考えを表明した。

30日■イラク派兵部隊、来年末に撤退へ 

 与党ウリ党は、イラク派兵部隊の国会同意案について、来年中の撤退を明記することを条件に了承した。国会で通過すれば、部隊は派兵から約3年3カ月を経て来年12月までに任務を終え帰国する。