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2006/11/24

<週間ダイジェスト>11月16日~11月22日

22日■民主労総、無期限スト突入 

 1200組合、組合員約78人を抱える全国民主労働総連盟(民主労総)、韓米自由貿易協定(FTA)の締結反対や非正社員の待遇改善などを求めて無期限ストに突入した。ストには現代自動車、起亜自動車など200組合、約30万人が参加する。

21日■米中6カ国協議代表が会談 

 6カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補が中国を訪れ、中国側首席代表の武大偉外務次官と会談した。中国は6カ国協議の議長国を務めており、協議再開に向け、日程など詰めの協議を行ったとみられる。

20日■EUが対北朝鮮制裁決議 

 AFP通信によると、欧州連合(EU)加盟国25カ国の閣僚がブリュッセルで会合を開き、北朝鮮の核実験に対する制裁決議案を採択した。国連安保理決議に基づき、武器、核・ミサイル技術、ぜいたく品の禁輸、EUと北朝鮮間を往来する貨物船の検査を実施する。

19日■宋旻淳・統一外交安保政策室長、中国外相と会談 

 次期外交通商部長官に内定している宋旻淳・青瓦台(大統領府)統一外交安保政策室長が、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が行われているベトナムのハノイで、李肇星・外交部長と会談した。顔合わせと北朝鮮の核問題への対応策を協議し、協力を確認した。

18日■李東元・元外務部長官が死去 

 37歳の若さで外務部長官に就任し、65年の韓日基本条約に調印した李東元氏が、ソウル市内の病院で死去した。80歳だった。李氏は、北朝鮮の咸鏡南道出身で、延世大を経て留学、オックスフォード大で政治学博士号を取得。朴正熙政権下で韓日国交正常化交渉の中心的役割を果たした。

17日■盧大統領、APEC首脳会議に向け出発 

 盧武鉉大統領が、ベトナムのハノイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に出席するため、夫人と共に出国した。現地でブッシュ米大統領、安倍晋三首相、胡錦濤・中国主席、プーチン・ロシア大統領らと首脳会談を行った。

16日■北朝鮮の非核化で一致 

 ベトナムのハノイで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の非公式外相会議で北朝鮮が10月に強行した核実験への深刻な懸念を表明。6カ国協議の早期再開を支持し、「制裁」と「対話」を通じて早期に北朝鮮の非核化実現をめざすことで一致した。韓国から、外交通商部長官代行を務める柳明桓・第1次官が出席した。