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2006/09/22

<週間ダイジェスト>9月14日~9月20日

20日■千英宇・6カ国協議代表が訪米 

 6カ国協議首席代表の千英宇・韓半島平和交渉本部長が訪米、ニューヨークで米首席代表のヒル国務次官補と包括的アプローチと関連した具体事項について実務協議する。千代表は、米国側に米朝2国間対話に応じるようはたらきかけ、対北金融制裁で柔軟な姿勢を促す。

19日■OECD事務総長が訪韓 

 経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長が韓国を訪れ、盧武鉉大統領と会談、OECD開発援助委員会への加盟を要請した。韓国は、2010年に同委員会に加盟する予定。グリア事務総長は、外交通商部が主催するOECD加盟10周年記念セミナーに参加する。

18日■韓総理が中東など歴訪 

 韓明淑・国務総理がアラブ首長国連邦(UAE)、リビア、カザフスタン、ウズベキスタンの中東・中央アジア4カ国歴訪の旅に出発した。UAEを除く3カ国を韓国の国務総理が訪問するのは、国交樹立以来初めて。

17日■平壌宣言の履行、日本が妨害 

 ラヂオプレスによると、平壌放送が、日朝平壌宣言から4年を迎えたのに際し、「わが国は宣言履行のため努力の限りを尽くしたが、日本の極右勢力は敵視一辺倒の立場に固執し、宣言の履行を妨害した」と非難した。さらに、北朝鮮への「敵視政策」を続ければ「得るものは破滅と孤立だけだ」と強調した。

16日■来月7日から韓日放射能調査 

 韓日両政府は、独島(日本名・竹島)周辺海域での放射能の共同調査に関する実務者協議を東京で行い、10月7日から8日間の日程で調査を実施することに合意した。旧ソ連が東海(日本海)に投棄した放射性廃棄物の影響を調べるもので、両国が調査船を1隻ずつ出し合う。

15日■金総書記、金剛山で現地指導 

 朝鮮中央通信は、金正日総書記が金剛山で現地指導を行ったと報じた。金剛山の主峰・毘盧峰に登頂し、「祖国の歴史と文化、美しさを熟知してこそ愛国主義精神が発揚される」と強調、金剛山の自然と景観の保存に力を尽くすよう指示したという。

14日■潘基文長官がトップに 

 国連安全保障理事会(15カ国)による次期国連事務総長候補を選ぶ2回目の予備投票で、潘基文・外交通商部長官が賛成14票を確保、1回目に続いてトップに立った。2位はインドのタルール国連事務次長。