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2006/08/11

<週間ダイジェスト>8月3日~8月9日

9日■潘長官が南米など歴訪 

 潘基文・外交通商部長官が、ペルー、アルゼンチン、ニュージーランド、オーストラリア歴訪の旅に出発した。最初の訪問国ペルーでは、アラン・ガルシア・ペレス大統領を表敬訪問するほか、ホセ・アントニオ・ガルシア・ベラウンデ外相と会談し、韓国とペルーの文化交流計画書に署名する。

8日■韓日外相が会談 

 橋本龍太郎・元首相の葬儀に参列するため日本を訪れた潘基文・外交通商部長官が麻生太郎外相と会談し、閣僚らの靖国神社参拝を自制するよう求めた。また、「韓日首脳会談が開けないのは正常ではない。障害を早く解消することが重要だ」と述べた。

7日■金秉準副総理が離任 

 辞意を表明していた金秉準・副総理兼教育人的資源部長官の辞表が正式に受理され、政府中央庁舎で離任式が行われた。金副総理は、離任に際し、「論文をめぐる疑惑は一部のマスコミが主導したもので、マスコミ史上に恥部として残るだろう」と自身の潔白を改めて強調した。

6日■モスクワに韓露科学技術センター開設へ 

 科学技術部は、韓国とロシアの科学技術分野での協力を促進するため、モスクワに韓露科学技術センターを開設すると発表した。両国は、94年の韓露科学技術共同委員会の合意を受け、航空宇宙、エネルギー、材料技術、光学、シベリア開発などで共同研究を進めてきたが、予算不足で研究機能が低下していた。

5日■北朝鮮、マカオの口座を移転 

 東亜日報によると、米国の金融制裁によってマカオの銀行にあった北朝鮮関連口座が凍結されたため、北朝鮮が口座をシンガポールの銀行に移した。米国の資金追跡を逃れるための措置とみられる。

4日■安倍官房長官の靖国参拝非難 

 安倍晋三官房長官が4月に靖国神社を参拝していた問題で、外交通商部はコメントを発表し、「現職の官房長官が靖国神社に参拝したということが事実であれば、とても遺憾だ」と非難した。さらに、「日本の政治指導者たちは、過去の歴史を直視し、良識ある対応をすべきだ」と改めて靖国参拝の自制を求めた。

3日■朴槿恵氏襲撃犯に懲役11年 

 ソウル西部地裁は、野党ハンナラ党の朴槿恵・前代表を襲撃した犯人に対し、傷害および公職選挙法違反で懲役8年、恐喝未遂および公共物破損で懲役3年の計11年の実刑を宣告した。殺人未遂容疑については、殺意があったと認めるだけの証拠がないとして無罪とした。