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2006/07/28

<週間ダイジェスト>7月20日~7月26日

26日■国会議員再補選、ウリ党が惨敗 

 国会議員4人の辞任・失職に伴う再補選がソウル市など全国4カ所で実施され、野党ハンナラ党が3選挙区で勝利し、民主党も1議席を確保、与党ウリ党は全敗に終わった。

25日■レバノンに50万㌦支援へ 

 韓国政府は、イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘で大きな被害が出ているレバノンに対し、人道的観点から50万㌦を支援する方針を決めた。外交通商部は、「多くの犠牲者を悼み、レバノンが一日も早く復興することを祈る」とするコメントを発表した。

24日■中国銀行が北朝鮮の口座凍結 

 米ワシントンで開かれた韓米議員外交協議会に出席して帰国したハンナラ党の朴振議員が、国会の統一外交通商委員会で、中国銀行が米ドル札偽造問題と関連してマカオ支店の北朝鮮口座を凍結したと明らかにした。朴議員は、北朝鮮からが人民元も偽造しているという話を聞いたと証言した。

23日■金総書記、女性秘書を第4夫人に 

 聯合ニュースは、北朝鮮の金正日総書記が新たに女性秘書の金玉さんを4人目の夫人に迎えたと報じた。金玉さんは1964年生まれで、平壌音楽舞踊大学でピアノを専攻。80年代初めから第3夫人の高英姫さんが亡くなるまでの間、金総書記の秘書を務め、軍の視察などにも同行していた。

22日■ベル司令官、韓米連合司令部の維持表明

 在韓米軍のベル司令官(韓米連合司令官)が、今後しばらく韓米連合司令部を維持する考えを表明した。米軍専門誌「星条」に語ったもので、ベル司令官は、「韓国軍に戦時作戦統制権を移譲するには、独自の司令部創設が必要になる」と強調した。

21日■千正培・法務部長官が辞意 

 法務部の千正培長官が法務部幹部会議で辞意を表明、会議終了後に青瓦台(大統領府)を通じ盧武鉉大統領に正式に辞意を伝えた。理由は、ウリ党の党務に復帰するためとしており、次期大統領選挙出馬への布石とみられる。

20日■北朝鮮への食糧支援、世界2位 

 米ウォールストリート・ジャーナルは、昨年、国際社会が北朝鮮に支援した食糧は前年比23%増の108万㌧で、エチオピア(110万㌧)に次いで世界2位だったと報じた。最も多い支援国は中国で、昨年53万1000㌧の食糧を供給、次いで韓国39万4000㌧、日本4万8000㌧と続く。