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2006/06/09

<週間ダイジェスト>6月1日~6月7日

7日■EEZは独島基点に 

 潘基文・外交通商部長官は定例会見で、12日から開かれる日本との排他的経済水域(EEZ)境界線画定交渉について、「日本が今後も独島(竹島)をEEZの基点と主張する場合、われわれも独島基点を主張せざるをえない」と述べた。

6日■全国各地で顕忠日追悼式 

 51回目の顕忠日(殉国者慰霊の日)を迎え、全国各地で追悼式が行われた。ソウルの国立顕忠院(国立墓地)で行われた追悼式には、盧武鉉大統領夫妻や朴維徹・国家報勲処長、各政党代表、市民ら5000人余りが出席した。

5日■盧大統領、ガーナ外相と会談 

 盧武鉉大統領は、韓国を訪れたガーナのアクフォアドゥ外相と青瓦台(大統領府)で会談、両国の関係を強化するため、ガーナに対する有償・無償支援を拡大していく意向を伝えた。

4日■ウリ党最高委員2人が辞任 

 与党ウリ党の金ヒョクキュ最高委員と趙培淑・最高委員が統一地方選での惨敗の責任を取り辞任した。両最高委員は会見し、「指導部が総辞任し、党内の中立的立場の人が結集して非常対策委員会を構成し、党再建に当たるべきだ」提案した。

3日■済州道で南北経協委開催 

 第12回南北経済協力推進委員会が済州道で始まった。今回は、軽工業と地下資源開発分野での協力、コメ供与、開城工団開発事業などにについて意見を交換。韓国側は、南北鉄道の試運転計画を北朝鮮が一方的に反古にしたことに対し強い遺憾の意を示し、早期の実現を求めた。

2日■高建元総理が新勢力結成へ 

 有力な次期大統領候補の一人に挙げられている高建・元国務総理が、新勢力を結成すると明らかにした。高元総理は、中道改革勢力と一般国民を中心とする市民連合との連帯を呼びかけ、新たな組織「希望勧告国民連帯」を旗揚げする計画。

1日■地方選惨敗で鄭東泳・ウリ党議長辞任
 
 与党ウリ党の鄭東泳議長は、ウリ党最高委員会議を主宰し、統一地方選挙での惨敗の責任を取って辞任すると表明、「党が最大の難局にあるときに辞任するのが適切かどうか悩んだが、国民に対し申し訳なく、退くことを決意した」と語った。