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2006/05/19

<週間ダイジェスト>5月11日~5月17日

17日■リー・クァンユー氏が訪韓 

 シンガポールのリー・クァンユー上級相(元首相)が韓国を訪れた。個人の資格で21日まで滞在し、青瓦台(大統領府)を表敬訪問するほか、潘基文・外交通商部長官と会談する。また高麗大学で名誉博士号を受ける。

16日■板門店で南北将官級軍事会談 

 第4回南北将官級軍事会談が3日間の日程で板門店の「平和の家」で始まった。今回の会談では前回に引き続き黄海での偶発的衝突防止策や共同漁労区域の設定、京義・東海線鉄道と道路の軍事的安全保障など懸案事項を中心に協議する。

15日■前ソウル市住宅局長が自殺 

 現代自動車の不正資金疑惑と関連し検察の捜査を受けていた前ソウル市住宅局長の遺体が、京畿道広州市の八堂ダムに浮いているのが見つかった。警察は投身自殺とみている。前局長は、ソウル・良才洞にある現代自本社の増築許可に関与した疑惑が持たれていた。

14日■アナン国連事務総長が訪韓 

 国連のアナン事務総長夫妻が韓国を公式訪問し、盧武鉉大統領主催の昼食会や金元基・国会議長主催の夕食会に参加した。また、潘基文・外交通商部長官と会談し、北東アジア情勢や国連改革について意見を交換した。アナン事務総長の訪韓は98年以来8年ぶり。

13日■イスタンブールに総領事館 

 外交通商部は、トルコのイスタンブールに総領事館を設置するため、具体的な手続きに入ったと明らかにした。政府は、3月初めに観光で訪れた韓国人学生が行方不明になり、その後、遺体で発見された事件をきっかけに総領事館の開設を検討していた。最近、ソウル-イスタンブールに直行便が開設されたことから、韓国人観光客が増加している。

12日■韓総理が米軍移転問題で国民談話 

 韓明淑・国務総理は、在韓米軍基地の平澤への移転に反対するデモ隊と警察の衝突が起きている問題で国民談話を発表し、「暴力と闘争ではなく、平和的な対話と妥協を通じて難題を解決しよう」と呼びかけた。

11日■南北鉄道の試験運行に合意 

 統一部によると、第12回南北鉄道・道路連結実務協議が開城で開かれた。韓国側から建設交通部の洪光杓・南北交通チーム長、北朝鮮側からは鉄道省の朴正成・対外鉄道協助局長らが参加し、京義線と東海線を結んだ南北鉄道の試験運行に合意した。