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2006/05/12

<週間ダイジェスト>5月4日~5月10日

10日■韓日国税庁長が会談 

 国税庁の李周成庁長が、韓国を訪れた日本の木村幸俊・国税庁長官と会談し、両国の交流協力案について意見を交換した。李庁長は、税務行政におけるITの活用などについて説明、木村長官は韓国国税庁の改革を高く評価した。

9日■千法務部長官が訪米 

 千正培・法務部長官が米国に向け出発した。千長官は16日まで滞在し、ゴンザレス司法長官と刑事事件での共同捜査、犯罪者引き渡し、不法入国、人身売買防止に向けた韓米間の協力について協議する。また、国土安全保障省のチャートフ長官と会談し、韓国人に対する査証の免除を要請する方針だ。

8日■統一部長官が開城工団訪問 

 李ジョンソク・統一部長官が、就任後初めて北朝鮮の開城工業団地を訪問した。開城工団管理委員会や南北経済協力協議事務所、生産現場などを視察した。訪問には現代グループの玄貞恩会長、韓国土地公社の権載郁副社長らも同行。

7日■盧大統領、モンゴルなど3カ国歴訪
 
 盧武鉉大統領が、モンゴル、アゼルバイジャン、アラブ首長国連邦(UAE)の3カ国を歴訪するため、権良淑夫人とともに出国した。盧大統領は最初に国賓としてモンゴルを訪問、エンフバヤル大統領と資源開発やIT(情報技術)分野での協力拡大について協議。

6日■米が脱北者を初受け入れ 

 AFP通信によると、北朝鮮を脱出した住民(脱北者)6人が東南アジアを経由して米国に到着した。米国が脱北者を受け入れたのは、2004年10月に北朝鮮人権法が成立して以来初めて。6人の素性は明らかにされていないが、女性4人が含まれている。

5日■金大中前大統領の訪朝に向け協議へ 

 統一部によると、北朝鮮が、金大中前大統領の訪朝日程など細部事項を話し合う実務者協議を16日から金剛山で開きたいと伝えてきた。南北閣僚級会談の北朝鮮側団長を務めた権虎雄・内閣責任参事が、李ジョンソク・統一部長官あてに電話で連絡してきたという。

4日■独島の利用計画確定 

 海洋水産部の姜武賢次官は、独島(日本名・竹島)の基本利用計画を確定したと明らかにした。それによると、今年から2010年まで342億5000万ウォン予算を投じ、独島周辺の水産資源の活用、周辺海域の生態系と自然環境の保全などに当たる。