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2006/02/24

<週間ダイジェスト>2月16日~2月22日

22日■ジュネーブ軍縮会議議長に朴仁国氏 

 朴仁国・駐ジュネーブ次席大使が、ジュネーブ軍縮会議(CD)の議長に就任した。ジュネーブ軍縮会議は、核拡散防止条約(NPT)、化学兵器禁止条約(CWC)、包括的核実験禁止条約(CTBT)などを定めた唯一の世界軍縮機構で、加盟65カ国のうち代表6カ国の大使が議長に就任することになっている。

21日■金剛山で第7回赤十字会談 

 第7回赤十字会談が金剛山で行われ、韓国軍捕虜や北朝鮮拉致被害者の生死確認など人道的問題と、離散家族の映像面会定例化などを北朝鮮側に要求した。また、離散家族の面会の定例化や書簡の交換などについても話し合う。南北赤十字会談の再開は6カ月ぶり。

20日■自民連、ハンナラ党に吸収 

 ハンナラ党の朴槿恵代表と自由民主連合(自民連)の金学元代表が国会で会談し、両党の「統合宣言」を発表した。これによって、金鍾泌・元国務総理が率いてきた自民連は、消滅することになった。

19日■比の地すべり被害にお悔やみ 

 盧武鉉大統領は、フィリピンのレイテ島で発生した地滑りで大きな被害が発生したことを受け、同国のアロヨ大統領にお悔やみの電報を送った。金晩洙・青瓦台(大統領府)報道官によると、盧大統領は、「韓国政府と国民を代表し、犠牲者の遺族に深い哀悼の意を表するとともに、1日も早い復旧を願う」と伝えた。

18日■ウリ党議長に鄭東泳・前統一部長官 

 与党ウリ党は、党大会を開き、新たな議長(党首)に鄭東泳・前統一部長官を選出した。議長選出選挙には代議員1万2139人のうち9229人が参加し、それぞれ二人の候補者に投票、鄭東泳氏が4450票を獲得し、金槿泰氏(3847票)を退けた。

17日■NSC議長に李鍾ソク・統一部長官

 盧武鉉大統領は、青瓦台(大統領府)で国家安全保障会議(NSC)を開催し、政府の安保政策と課題について協議した。盧大統領が主宰するNSC会議は5回目で、昨年7月以来7カ月ぶり。今回の会議で盧大統領は、李鍾ソク・統一部長官をNSC議長に任命した。

16日■盧政権の評価、半分以下 

 市民団体の行政改革市民連合は、公務員、大学教授、研究員、企業家ら各界代表426人を対象に盧武鉉政権発足から3年間の国政運営の評価に関する世論調査を実施、5点満点で平均2・43点だったと発表した。1年前の同様の調査では2・54点だった。