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2007/08/31

<週間ダイジェスト>8月23日~8月29日

29日■外交通商部に独島専担部署新設 

 外交通商部は、独島(日本名・竹島)領有権問題や排他的経済水域(EEZ)境界画定交渉など海洋関連問題への対応を強化するため、戦略策定と情報収集を担当する海洋法規企画課を新設したと発表した。これによって、日本との領有権争いが続いている独島問題などに能動的に対処していく。

28日■人質全員の解放に合意 

 韓国政府とタリバンの直接交渉で韓国人19人全員の解放に合意した。人質事件は発生から41日目にしてようやく解決がみえてきた。AP、AFP通信などによると、タリバンの交渉人、バシル氏は、韓国人の人質のうち男性1人を含む5―8人を29日に解放すると明らかにした。

27日■アリラン公演、一時中止 

 朝鮮中央通信は、「各地の労働者が洪水の被害の復旧作業に全力を挙げており、芸術公演アリランの継続が困難になった」と伝えた。10万人が動員されるアリラン公演は、8月初めに開始された。再開は水害の復旧が終わる9月末になるもようだ。

26日■飲酒運転など電子裁判で処理 

 法務部は、飲酒・無免許運転の摘発者をインターネットによる電子裁判で処理すると発表した。同制度は、検事の尋問調書、裁判所の略式命令など、法的手続きをすべて電子文書化し、被疑者に電子メールで送付する。

25日■サウジ国王に盧大統領が親書

 中東を訪問している宋旻淳・外交通商部長官は、サウジアラビアのアブドラ国王を表敬訪問し、盧武鉉大統領の親書を手渡した。盧大統領は親書を通じ、アフガニスタンの韓国人拉致事件の解決に向けたサウジの協力に謝意を示すとともに、今後も経済などの分野で協力関係を強化していきたいと提案した。

24日■韓中国交正常化15周年で祝電 

 外交通商部によると、盧武鉉大統領と中国の胡錦涛主席が、韓中国交正常化15周年を記念して祝電を交換した。盧大統領は、「両国は1992年の国交正常化以降、政治、経済、文化などの分野で飛躍的な関係の発展を遂げた。今後も北東アジアの平和と繁栄に向け一層緊密に協力していくことを期待する」と述べた。

23日■柳韓キンバリー社長が大統領選出馬宣言 

 柳韓キンバリーの文国現社長が、ソウルの世宗文化会館で「大統領選出馬宣言式」を行った。文氏は、「人間中心の経済」「北東アジアCEO(最高経営責任者)」を掲げ、中小企業を中心に雇用500万人創出などのビジョンを提示した。