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2007/03/30

<週間ダイジェスト>3月22日~3月28日

28日■朴在圭・元統一部長官ら北を訪問 

 統一部によると、朴在圭・元統一部長官と林東源・元国家情報院長、鄭東泳・元ウリ党議長の3人が北朝鮮の開城工業団地を視察し、開城市内も訪れた。3人は、過去に大統領特使として金正日総書記と単独会見している。

27日■北朝鮮への人道支援再開 

 政府は、昨年7月の北朝鮮の核実験以来中断していた北朝鮮への人道支援を再開、第一陣として麗水港から肥料6500㌧を積んだ貨物船が北朝鮮の南浦港に向け出発した。28日からは、コメ、セメント、毛布、鉄筋、トラックなどの水害復旧支援物資の輸送も再開した。

26日■鄭東泳氏が大統領選出馬表明 

 ウリ党の鄭東泳・前議長が、蚕室競技場で開かれた「ソウル平和経済フォーラム」で年末の大統領選挙に出馬すると正式に表明した。鄭氏は、「平和の大統領」をめざすと抱負を述べ、南北休戦ライン地帯や北朝鮮の開城を訪問する「平和の大長征」に出発した。

25日■韓米軍事演習スタート 

 韓半島有事の際の米軍増派と韓国軍の体制強化を想定した韓米連合戦時増援演習(RSOI)と韓米合同訓練「フォール・イーグル」が同時スタートした。米軍は約2万9000人が参加し、ニミッツ級原子力空母ロナルド・レーガンが初めて加わった。これに対して北朝鮮は、内閣機関紙「民主朝鮮」で、「演習は6カ国協議を壊しかねない」と非難した。

24日■盧大統領が中東歴訪 

 盧武鉉大統領が、権良淑夫人とともに中東3カ国(サウジアラビア、クウェート、カタール)歴訪に出発した。盧大統領は、各国の首脳と会談し、エネルギー分野での協力などについて協議する。また、麗水国際博覧会、平昌冬季五輪、仁川アジア競技大会の誘致に支援を要請する。

23日■ES細胞の研究を再開 

 政府の国家生命倫理審議委員会は、黄禹錫・ソウル大学元教授の論文ねつ造事件を受けて昨年3月から禁止していたヒトクローン胚による胚性幹細胞(ES細胞)の研究を制限付きで認めると発表した。

22日■海洋水産部長官が南ア訪問 

 海洋水産部の金成珍長官が南アフリカを訪問、ムランボヌクカ副大統領と会談し、ムベキ大統領に宛てた盧武鉉大統領の親書を手渡した。金長官は、ムランボヌクカ副大統領に2012年国際博覧会の麗水招致に対する支持を要請した。