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2009/06/12

<週間ダイジェスト>6月4日~6月10日

10日■初の尊厳死実行を決定

 セブランス病院は倫理委員会を開き、大法院(最高裁判所に相当)が延命治療中断の判決を下した77歳女性の人工呼吸器を外すことを決めた。ただ、人工呼吸器を外す時期は医療陣と保護者の協議を経て確定する。これで植物状態の患者の人工呼吸器を外す尊厳死が、国内で初めて行われる見通しとなった。病院側は「早期実行を求める保護者側の意向に配慮できるよう最善を尽くす」と話した。

9日■韓国の軍事費は世界11位

 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が発表した2009年版年鑑によると、韓国の昨年の軍事費は前年比7%増の242億㌦で、前年と同様、世界11位の規模だった。1~10位は米国、中国、フランス、英国、ロシア、ドイツ、日本、イタリア、サウジアラビア、インド。最近10年で軍事費増加率が最も高かったのはロシア(173・0%)で、中国(94・0%)、サウジ(81・5%)、米国(65・6%)と続く。韓国は51・5%。

8日■米国女性記者に実刑判決朝鮮

 北朝鮮の中央裁判所は、北朝鮮に不法入国したとして拘束している米国人女性記者2人に対して、「朝鮮民族敵対罪」「不法国境出入罪」による有罪が確定し、それぞれ労働教化12年の刑を言い渡した。朝鮮中央通信によると、拘束されているのは韓国系米国人ユナ・リー記者と中国系米国人ローラ・リン記者で、カレントTVに所属している。2人は3月17日、中朝国境地帯で北朝鮮当局に拘束された。

7日■金正男氏が亡命説を否定

 金正日総書記の長男・正男氏(38)は、日本テレビとのインタビューで、「末弟の正雲(26)が金総書記の後継者になると思う」と述べる一方で、自身の亡命説については完全否定した。正男氏は「正雲氏は父親に似ていると思うか」との質問に、「そう思う。父が弟を後継者に指名する理由の一つがそれだ。父は弟を非常に気に入っている」と答えた。また、「わたしは北朝鮮公民としての権利を有しており、亡命することはない」と否定した。

6日■ワシントンで韓米外相会談

 訪米中の柳明桓・外交通商部長官とクリントン米国務長官がワシントンで会談し、北朝鮮の核とミサイル開発問題に共同対処することで合意した。また、今月16日に開かれる韓米首脳会談で、韓半島有事時に米国が「核の傘」と在来式戦力を提供する「拡大抑止」の概念を明文化することも決めた。「拡大抑止」とは、同盟国が攻撃を受けた場合に、あらゆる手段を使って脅威を取り除くという意味で、「核の傘」提供と在来式戦力を含む防衛同盟概念のこと。

5日■李大統領が鳩山代表と会談

 李明博大統領は訪韓中の鳩山由紀夫・民主党代表と会談し、「日本は経済大国だが過去に対して快く謝罪することでさらに国際社会の尊敬を集めることができる」と述べ、「韓日強制併合100年の来年は、新たなページを開ける良い契機になる」と語った。鳩山代表は「日本国内には植民地侵略を美化する風潮もあるが、民主党はナショナリズムにとらわれない」と述べた。

4日■民主党が政党支持率トップ

 ハンナラ党刷新特別委員会の依頼で、韓国リサーチが成人男女1000人を対象に世論調査を実施した結果、政党支持率で民主党が23・0%でトップに立ち、次いでハンナラ党21・1%、民主労働党6・9%、親朴(槿恵)連帯5・5%、自由先進党3・0%などと続いた。ハンナラ党の調査でこうした結果が出たのは初めて。支持率の逆転は2005年4月の国会議員再・補欠選挙以来、4年ぶり。