ここから本文です

2010/07/09

<週間ダイジェスト>7月1日~7月7日

7日■京釜高速道路記念式典

 釜山市を北東アジア医療観光のハブ都市にするため、「グローバル・ビューティー・メディカル・ストリート」を造成する事業が本格的に始まった。保健福祉部の海外患者誘致に向けた医療技術育成支援事業の一環として進められるもので、国費など35億ウォンが投じられる。地下鉄2号線・釜岩駅付近の2区間で、出会いの広場の造成をはじめ、医療観光広報・案内施設、総合案内センターなどインフラ構築・改善に向けた10事業を進める。体験ツアーや海外患者誘致説明会などの4事業、医療技術特化事業も実施する。

6日■外相会談で経済協力合意

 外交通商部の柳明桓長官は、韓国を訪問しているルーマニアのバコンスキ外相、メキシコのエスピノサ外相と会談。柳長官とバコンスキ外相はエネルギー、インフラ建設などの分野で協力を強化することで合意した。また、韓国企業のルーマニア進出拡大のための基盤作りに向け、韓国・ルーマニア査証免除交換覚書の改正を早期に完了することにした。

5日■春川ワールドレジャー総会

 「2010春川ワールドレジャー総会・競技大会」(8月28~9月5日)に67カ国以上の参加が予想され、世界最大の祝祭になるとの見通しを、同組織員会が明らかにした。参加国を大陸別にみると、欧州26カ国で最も多く、アジア22カ国、米州9カ国、アフリカ8カ国、オセアニア2カ国の参加も確定している。組織委は「大会に対する関心の強さがうかがえる」とし、世界大会としての評価が一層高まることを期待している。

4日■留学生、インターンシップ体験

 ソウル市は中国、米国、日本など17カ国の外国人留学生と在外同胞49人が参加する第5期グローバルインターンシッププログラムを開始することを明らかにした。インターンシップ参加者らは約1カ月間、外国人との接触が多い部署に配置され、海外都市との交流、海外事例分析、外国人が不便と感じる問題について相談業務を担当する。

3日■来年の最低賃金決まる

 来年から適用される最低賃金は時給が4320ウォンに決まった。今年の時給4110ウォンから5・1%引き上げられたもので、賃金の低い勤労者233万6000人が新たに対象になる。最低賃金については、労働側は物価上昇率を考慮し、全体労働者の平均賃金の半分程度にはするべきだと主張していたのに対し、経営側は雇用不安を解決するためには、零細企業の人件費の負担を小さくする必要があり、凍結すべきだとして、最初から難航していた。

2日■タシケント市と姉妹都市に

 ソウル市は、ウズベキスタンの首都タシケントと姉妹都市協定を締結した。タシケント市は中央アジア最大の工業都市で、2000年以上の歴史をもっている。両都市は2006年に友好都市協定を結んで以降、文化交流を続けており、2012年までタシケントにソウル公園を造成する計画も推進中だ。

1日■メキシコと共同声明

 李明博大統領は、メキシコでカルデロン大統領と首脳会談を行い、36項目からなる共同声明を採択した。両首脳は、両国の自由貿易協定(FTA)が貿易と投資を増進させるとの見方で一致し、メキシコ側は今後もFTA締結に向け国内合意を模索することにした。李大統領は、「両国のFTAが締結されておらず、韓国企業がメキシコの公共インフラ整備事業入札に参加できずにいる」と述べ、FTA締結前でも韓国企業が参与できるよう措置を要請した。