ここから本文です

2015/04/03

<週間ダイジェスト>3月26日~4月1日

1日■米大使襲撃容疑者、殺人未遂で起訴

 先月5日、リッパート駐韓米国大使がソウル市内で襲撃された事件で、ソウル中央地検は金基宗容疑者を殺人未遂と外交使節暴行、業務妨害の罪で起訴する方針を固めた。金容疑者は取り調べで、リッパート大使を殺害する意図はなかったと主張したが、検察はけがの部位や長さ24㌢の凶器を用意していたことなどから、殺害の故意性が認められると判断した。また、事件を金容疑者の単独犯行と結論付けたが、追加捜査を通じて共謀者がいないか引き続き調べる方針だ。

31日■金章洙・新駐中国大使が就任へ

 金章洙・新駐中国大使は、北京の韓国大使館で行われた就任式に臨み、北朝鮮の核問題や南北統一、脱北者問題などについて中国側と率直に意見交換していく考えを示した。金氏は軍出身で、盧武鉉政権で国防部長官を務め、朴槿惠政権では新設された青瓦台(大統領府)国家安保室の初代室長に任命された。韓中両国の国交が正常化した92年以降、軍出身者が大使に就任するのは今回が初めて。

30日■韓米両軍、合同上陸訓練を公開

 韓米両軍は、浦項周辺で27日から実施している海軍、海兵隊による合同機動訓練「双竜」の一部を公開した。この日は上陸訓練で、約2000人の兵士がヘリや上陸突撃装甲車、ホーバークラフトなどに搭乗して、海軍の艦砲射撃や空軍の支援を受けながら、上陸目標海岸の前線と後方に同時に上陸。続けて後続も上陸し、迅速な補給支援を受けながら敵を全滅させ、目標地点を確保して訓練を終了した。機動訓練は韓米軍の相互運用能力の向上を目指し、来月1日まで実施される。

29日■朴大統領、リー元首相の国葬参列

 朴槿惠大統領は、シンガポール国立大で執り行われた同国初代首相のリー・クアンユー氏の国葬に参列した。韓国の現職大統領が海外首脳の葬儀に出席するのは、2000年6月に当時の金大中大統領が小渕恵三元首相の葬儀に出席して以来。朴大統領は葬儀場で、「リー・クアンユー元首相は時代の記念碑的な指導者だった。彼の名前は世界史に永遠に残され、韓国の国民はリー元首相を失った悲しみをシンガポールの国民と共にする」と英語で記帳した。

28日■国連の北朝鮮人権決議採択を歓迎

 政府は、北朝鮮人権決議が国連人権理事会で採択されたことについて、歓迎の意を示した。決議案は日本と欧州連合(EU)が共同で提出した。政府は北朝鮮に対し、韓国戦争で生き別れた南北離散家族や拉致問題の解決を含む北朝鮮の人権侵害に関する調査委員会(COI)の勧告事項を履行し、住民の人権や生活の質が改善されるよう必要な措置を取ることを促した。

27日■北朝鮮に拘束された2人の送還要求

 政府は、北朝鮮が韓国人男性2人を「スパイ」として拘束したことについて、統一部報道官の遺憾声明を出した。声明では、「北が事前説明もなく、一方的にわが国民を抑留し、とんでもない主張をしていることを極めて遺憾に思う。北のこのような措置は、国際慣例だけでなく、人類の普遍的価値である人権と人道主義の精神に反するものだ」と指摘し、「速やかに2人を解放し、送還することを強く求める」とした。

26日■政府高官、昨年70%が財産増加

 政府公職者倫理委員会は、15年高位公職者定期財産変動申告事項を発表した。それによると、公開対象となった立法・司法・行政の高官2302人のうち68・8%にあたる1583人の財産が1年前に比べて増加した。平均は15億3400万ウォンで、1年前より2億ウォン以上増えている。この中で国会議員は、81・8%にあたる239人が1年前に比べて財産が増えており、1人当たりの平均は28億6000万ウォンだった。