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2015/10/16

<週間ダイジェスト>10月8日~10月14日

14日■今年も国連北朝鮮人権決議採択へ

 国連が、昨年に続いて今年も北朝鮮の人権侵害問題とその最高責任者を国際刑事裁判所(ICC)に付託する方向で動き出した。国連関係者は、「韓国、日本、米国、英国などの主要国が、北朝鮮人権問題に関する決議案の草案づくりを始めた」と明らかにした。同決議案には、国連が初めて北朝鮮の人権侵害と最高責任者をICCに付託した昨年の厳しい決議案の内容が、そっくり盛り込まれる見込みだ。

13日■慰安婦登録、中国とは「民間判断」

外交部は、旧日本軍の慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産への登録をめぐって、中国が関連国との協力を示唆したことについて、「韓国では民間団体が(登録を)推進しているため、民間が判断すべきだ」とした。中国外務省は、先ごろユネスコ国際諮問委員会が登録見送りを決めた慰安婦関連資料について、他の被害国と共同での再申請を検討すると明らかにしていた。女性家族部傘下の財団法人、韓国女性人権振興院は他の被害国と共同での慰安婦資料の世界記憶遺産登録を推進している。

12日■韓国政府の暗号装置、海外で盗難

 政府関係者は、国防部傘下の国防科学研究所(ADD)の海外事務所に設置されていた暗号装置が、昨年10月に盗難に遭ったと明らかにした。盗難された暗号装置「NX02R」は秘密文書を暗号化するファクス装置で、ADDの海外事務所に11年に設置された。ADDは3カ国に現地事務所を設けている。同装置は在外韓国大使館の武官らが使用しているとされる。今回の事件で、韓国政府と海外駐在武官がやり取りする秘密文書の暗号化システムが流出したものと懸念される。

11日■朴大統領支持率47%、2週連続下落

 今年に入って一時、50%台半ばまで上昇していた朴槿惠大統領の支持率が、2週連続で下落し、40%台後半を推移している。世論調査会社の韓国ギャラップが、今月6日から8日まで、全国の成人男女約1000人を対象に行った調査によると、朴大統領の国政運営について、支持すると答えた人は47%で、前週に比べて1㌽下落した。一方、支持しないと答えた人も2㌽減って41%だった。

10日■北朝鮮、党創建70年軍事パレード

 北朝鮮は朝鮮労働党創建70周年を迎え、平壌の金日成広場で金正恩第1書記体制は最大規模の閲兵式(軍事パレード)を行った。金第1書記の左隣には、中国共産党序列5位の劉雲山・政治局常務委員が、右には黄炳誓・朝鮮人民軍総政治局長が立った。崔竜海・党書記や金第1書記の妹、金与正・党副部長らも姿を見せた。金第1書記は約25分間演説し、「わが党は米帝が望むいかなる形の戦争も相手にできる。万端の準備が整っている」と述べた。

9日■米上院、朴大統領の訪米歓迎決議

 米上院が、朴槿惠大統領の公式訪米を歓迎し、韓米同盟の持続的な増進・拡大を目指す決議案を全会一致で採択した。決議案は、「韓米両国は自由と民主主義、自由市場経済という共通の価値に基づいた包括的な同盟として躍動的なパートナーシップと個人的な友情を共有している」と、「特にアジア地域における安定の要となり、安全保障と外交、経済、エネルギー、文化的な面まで包括的に協力している」と評価した。

8日■南北赤十字、離散家族リスト交換

 大韓赤十字社と北朝鮮の朝鮮赤十字会が、南北軍事境界線のある板門店で離散家族再会対象者の最終リストを交換した。韓国戦争などで生き別れになった離散家族は、20~26日に北朝鮮の金剛山で再会する。20~22日は北朝鮮側再会対象者97人が韓国の肉親と、24~26日は韓国側再会対象者90人が、北朝鮮の肉親と再会予定だ。南北は先月、赤十字実務者協議を行い、離散家族の再会行事開催に合意した。今月5日には離散家族再会対象者の生死確認結果をまとめた報告書を交換した。