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2011/08/12

<韓国経済>新・再生エネルギー産業が急成長

  • 新・再生エネルギー産業が急成長

    慶北・漆谷の太陽光発電所

 知識経済部によると、新・再生可能エネルギー産業の売上高が2007年の1兆2500億ウォンから3年後の昨年には8兆8000億ウォンへと7倍に急増した。李明博大統領が08年の8・15慶祝辞で「低炭素グリーン成長」を宣言したが、この宣言が新・再生可能エネルギーの普及拡大に拍車をかけたと分析されている。

 新・再生可能エネルギー産業の成長に伴い、輸出も同期間に6億2500万㌦から45億3500万㌦へと7・3倍増えた。民間投資は7000億ウォンから3兆5500億ウォンへと5・1倍に増えた。知識経済部は、新・再生可能エネルギー産業の成長で3万65人の雇用を生んだと推定している。

 新・再生可能エネルギーの生産量は07年の560万9000TOE(石油換算㌧)から昨年には659万7000TOEに増えた。特に①燃料電池が1万8000TOEから43万1000TOEへと23・9倍②太陽光が15万3000TOEから166万7000TOEへと10・9倍③風力が80万8000TOEから175万6000TOEへと2・2倍に伸びた。

 知識経済部は、新・再生可能エネルギー産業の成長を受け、同分野の育成に弾みをつけるために法・制度の整備や予算・税制支援の拡大に乗り出す方針だ。

 また、郵便局、学校、港湾、島、高速道路、物流団地、工場、発電所、産業団地、軍部隊を「10大グリーンプロジェクト」の対象に定め、優先的に新・再生可能エネルギー設備を設置する。

 政府は再生可能エネルギー発電による一定比率の電力導入を義務付ける制度(RPS法)を来年から施行し、発電に占める新・再生可能エネルギーの比率を高めていく方針だ。同制度は電力会社に前年の発電総量の2・0%を新・再生可能エネルギーに充てることを義務化している。

 知識経済部関係者は、「新・再生可能エネルギーの育成のためには、何よりも新・再生可能エネルギーに対する国民の共感が大事だ」とした。「国家エネルギー基本計画上の普及目標である2030年までに11%を達成するため、多様な政策を展開する」と明らかにした。