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2013/11/29

<韓国経済>来年の経済運営・内需活性化を柱に

  • 来年の経済運営・内需活性化を柱に

    玄経済副総理

 内需活性化が来年の経済運営の核心になる見通しだ。玄旿錫(ヒョン・オソク)・経済副総理兼企画財政部長官は、大田(テジョン)で開かれた政策セミナーで、来年の経済運営の3大原則として①内需と輸出の均衡②体感景気の回復③経済体質改善を挙げた。玄副総理は特に「今年は政府部門が景気回復を主導したが、来年には民間の役割が大きい」として「内需と輸出の均衡を実現させる」と強調した。

 今年の韓国経済は、輸出は回復傾向にあるが、内需は極度の不振に陥った「片肺飛行」の状態にある。指標でみると、景気は回復基調にあるものの、体感景気は全く回復していないのが実情だ。

 政府は、人々が景気回復を肌で感じるためには輸出と内需の均衡成長が必須だとみて、来月中旬に発表する来年度経済運用計画に内需増進を含める予定だ。

 玄経済副総理は、来年の韓国経済が世界経済の成長率を凌駕するようにするとの意思も強調。「過去10年をみると、2010年を除き、世界経済成長率より、韓国の成長率が高かったことがない。来年には世界経済成長率を上回るようにしたい」と語った。


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