ここから本文です

2014/07/18

<韓国経済>海外プラント、過去最高の337億㌦受注

  • 海外プラント、過去最高の337億㌦受注

    現代建設が中東で建設したプラント

 産業通商資源部によると、海外プラント受注額が上半期(1―6月)実績で過去最高の337億ドルを記録した。前年同期比20・2%の伸びだ。地域別では中東が最も多い174億ドルで、新興市場のアフリカからも過去最高の56億ドルを受注した。大型発電、製油、石油化学などのプロジェクトの受注が大半を占めた。

 海外からのプラント受注は年初から好調で、第1四半期(1~3月)で168億1000万㌦を記録、40%を超す伸びを示した。

 1月にはSK建設がエジプトで9億㌦規模のポリエチレン生産施設工事を受注。2月には現代建設と現代エンジニアリング、GS建設、SK建設のコンソーシアム(企業連合)が60億㌦にのぼるイラク・カルバラの製油工場の建設事業を獲得した。これは、今年最大の大型受注だった。今年は特に、企業連合による受注増が目立っている。

 産業通商資源部関係者は「下半期(7~12月)にも世界景気回復に伴うエネルギー需要の増加や開発途上国の産業インフラ拡充などで大型プラントの発注が続く見通しだが、イラクなど中東地域の情勢が不安要素だ」と指摘した。


つづきは本紙へ