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2018/04/06

<韓国経済>錦湖タイヤ、中国ダブルスターに売却

  • 錦湖タイヤ、中国ダブルスターに売却

    ダブルスター資本誘致と経営正常化案に合意した錦湖タイヤ労使関係者ら

 韓国2位、世界14位のタイヤメーカー、錦湖タイヤが中国資本に売却されることになった。海外売却に反対してきた錦湖タイヤ労働組合は、1日の組合員投票で1660人(60・6%)が売却賛成の結論を出した。これを受け、債権団は売却先の中国のダブルスター(青島双星)と資本誘致契約を締結する予定だ。新たな所有者を迎え、経営の正常化が急がれる。

 錦湖タイヤ組合は、今回の賛成票投票で①2017~19年の賃金据え置き②今年と来年のボーナスは基本給の800%のうち200~250%を返納③20年から利益が出れば、段階的に返納分を減らすことを受け入れた。生産活動に支障を与える行為をしないという内容も含まれている。これにより、錦湖タイヤは2010年に財務構造改善作業(ワークアウト)に突入してから8年ぶりに正常化に向かうことになった。

 主債権銀行であるKDB産業銀行によると、契約を交わすダブルスターは、第三者有償増資方式で6463億㌆を投入し、45%の持ち分を保有する筆頭株主となる。

 中国3位のバス・トラック用タイヤメーカーのダブルスターは、独立経営を保障し、3年間雇用を維持する。債権団は2大株主(23・1%)として、新規融資2000億㌆を支援する。錦湖タイヤは、有償増資と新規融資によって入ってくる8000億㌆を国内工場の正常化のために投入することになる。


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