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2018/09/28

<韓国経済>現代自動車、ARナビゲーション開発に乗り出す

  • 現代自動車、ARナビゲーション開発に乗り出す

    ホログラムを活用したARナビの予想図。フロントガラス上部に地図が映し出されている

 現代自動車は、スイスのホログラム専門企業のウェイレイと共同でホログラム技術を活用したAR(拡張現実)ナビゲーションの開発に乗り出した。これは、目的地をフロントガラス上に映し出す技術で、レーザーで直接投影するため鮮明だ。2020年に量産車への搭載を目指す。

 自動車業界は、AR技術を利用してフロントガラスにさまざまな情報を立体画像で映し出すホログラムARナビゲーションを未来車の核心技術と見て、開発競争を展開している。現代自動車は、ウェイレイに相互協力のための戦略的な投資をし、この次世代ナビゲーション開発に取り組む。

 2012年に設立したスタートアップ企業のウェイレイは、スイスに本社を置き、ロシアで研究センターを運営している。職員の70%以上が研究者で、ホログラム・AR分野で世界的な技術力を誇る。

 今回の戦略的投資には現代自動車以外に、日本の電装メーカーJVCケンウッド、ドイツのポルシェ、中国のアリババ、サウジアラビアやクウェート、UAE(アラブ首長国連邦)の国富ファンドが参加。投資額は8000万㌦にのぼる。


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