ここから本文です

2019/02/22

<韓国経済>二次電池大手3社、EVバッテリーに7兆㌆投資

  • 二次電池大手3社、EVバッテリーに7兆㌆投資

    LG化学が出展した電気自動車用バッテリー

 韓国の二次電池メーカーのLG化学、サムスンSDI、SKイノベーションが電気自動車(EV)用バッテリー投資に力を入れている。現在計画中を含め、海外工場に投資している額は3社合計で7兆㌆を超える。電気自動車の需要増大に備え、業界世界一の中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が最近、ドイツに世界最大の100㌐㍗時の工場を設立する計画を発表した。今後、日中などのライバルメーカーとの競争に打ち勝つために韓国メーカーも投資拡大に踏み切った。

 LG化学は、年初に中国・南京のバッテリー工場増設計画を発表した。2兆1000億㌆を投資して第2工場を設立する。SKイノベーションもハンガリーに8400億㌆、中国に8200億㌆、米国に1兆9000億㌆と3兆㌆以上を投じて生産設備を新増設中だ。

 昨年からハンガリーのバッテリー工場稼働を始めたサムスンSDIも、中国・西安に1兆7000億㌆を投資する第2工場新設を推進中だ。

 現在、EV用バッテリー市場は韓日中が先導しているが、フランスのマクロン大統領は「フランスの電気自動車に使うバッテリーが100%アジアの製品という点は残念だ」とし、今後5年間に7億ユーロを投資することを決めた。ドイツもやはり昨年11月に10億ユーロを投じてEV用バッテリー生産の支援を決めた。


つづきは本紙へ