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2000/08/11

<随筆>◇盧廷潤(セ大阪)と洪明甫(柏)の韓国人2選手◇

 サッカーのJリーグ・オールスター戦に盧廷潤(セ大阪)と洪明甫(柏)の韓国人2選手がファン投票で選ばれた▼試合は、韓日W杯の会場の一つ、宮城スタジアムで26日に行われる。Jリーグでは現在、9人のKリーグ出身選手がチームの中心として活躍、リーグ戦を盛り上げている。中でも、W杯出場経験をもつ盧選手(2回)と洪選手(3回)のベテランは別格だ▼特に盧選手は、途中オランダリーグに移籍したこともあるが、93年のJリーグ発足時から活躍しており、いまやJリーグの顔といってもいい存在だ。今年の選手名鑑に盧選手がこう紹介されている。「チームの心臓であり、頭脳であり、肺である。その献身的な働きなくして、チームは成り立たない」▼これは決して誇張した宣伝文句ではない。盧選手の疲れを知らない精力的な動きは、チームメートに戦う姿勢を教えていると思えるからだ。第1ステージ2位躍進の立役者の一人でもある▼盧選手について忘れられないシーンがある。あの“ドーハ悲劇”があったW杯米国大会アジア最終予選。韓国は日本に敗れた。これで韓国は自力での本戦出場はできなくなり、逆に日本は最終戦で勝てば悲願の本大会出場が可能になった。試合後、盧選手はカメラに向かって「日本チーム頑張れ」と声をかけた。盧選手の人柄を見る思いがした▼韓日両国でプレーしているだけに盧選手の2002年韓日W杯出場への思いは人一倍強いのではないか。盧選手はまだ29歳。いまの活躍からすれば十分狙えそうだ。