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2015/04/24

<随筆>◇今どきのママ友との付き合い方◇ 金 珉廷さん

 16歳で来日し、韓国学校に通った。当時のクラスメートは、ほぼ全員、韓国かほかの国に暮らしている。案外、日本を選択した友人は少なかった。大学では、毎週のようにレポートの課題が出され、日本語のレベルアップに勤しんだせいか、あまり仲間を作れなかった。数人の友人ができたが、これまた東京にいる友人は少ない。その数少ない友人の中に、結婚して子供がいる友人が少ないのも、この時代の特徴かもしれない。育児の相談相手を探すことは、私のような外国人にとっては非常に困難である。区役所には育児相談の窓口があるし、担当の保健師もいる。電話をすれば、経験豊かな人が育児のアドバイスにやってくるサービスも提供している。だが、少しハードルが高い。それに短期的な支援であり、電話しようと思ったことはない。なにせ、大きな問題があるわけではなく、少し話し相手がほしいだけだからだ。


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