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2009/11/20

<総合>批准遅れのFTA進展へ努力

  • 批准遅れのFTA進展へ努力

    会談する李明博大統領㊨とオバマ大統領

 李明博大統領は19日、青瓦台(大統領府)で大統領就任後初めて訪韓したオバマ大統領と首脳会談を行い、懸案の韓米FTA(自由貿易協定)について、その経済的・戦略的重要性を再確認し、FTA進展のために努力することに合意した。また北朝鮮問題では、李大統領が提唱している一括妥結策である「グランドバーゲン」を共同推進することで一致した。

 両首脳は、単独及び拡大首脳会談後に共同記者会見を開き、現在両国は最上の関係を維持していることで意見の一致をみたとして、韓米関係をさらに発展させるため具体策を講じることに合意したと明らかにした。

 2007年9月に交渉を妥結して以来、議会の批准問題で行き詰まっている韓米FTAの進展策について意見交換したが、具体的に突っ込めず、今回は批准に努力するといった宣言的な合意にとどまった。

 今回の首脳会談で北朝鮮問題は最重要議題だった。李大統領は冒頭発言で、「両首脳は北朝鮮の核問題の解決のため、本人がグランドバーゲンとして提案した一括妥結が必要だということに全面的に共感し、その具体的内容と推進策について緊密に協議していくことにした」と述べた。

 両首脳はまた、来年が韓国戦争勃発60周年に当たることに際し、外交・国防長官が共に会い、未来志向的な同盟発展の具体策についても論議することにした。

 両首脳はあわせて、来年11月にソウルで開かれるG20(主要20カ国・地域)首脳会議の成功に向けて協力することに合意した。米国は2度にわたりG20サミットを主宰しただけに、議題の設定、G7以外の国で初めて開かれるG20サミットの成功策などについて助言があったもよう。

 両首脳の会談は4月に英ロンドンで開催されたG20首脳会議出席時と、6月の李大統領訪米に続き、これが3回目。オバマ大統領は首脳会談後に昼食を共にし、在韓米軍部隊を視察後に離韓。