ここから本文です

2016/06/24

<総合>2026年まで、金海国際空港を大拡張

  • 2026年まで、金海国際空港を大拡張

    金海国際空港。3200㍍の滑走路1本、新ターミナルなどが建設される

 10年越しの懸案だった韓国南東部の嶺南(ヨンナム)地域における新空港建設問題が、既存の金海(キメ)国際空港を拡張する形で決着した。新空港建設の妥当性を検証してきた国土交通部と妥当性調査会社は21日、現在の金海空港を拡張することが最適だとする結論に至ったと発表した。政府はこれを受け、金海国際空港を「新空港」として大々的に拡張することを決定した。

 昨年6月から新空港に対する事前妥当性研究サービスを担当したフランスのパリ空港公団エンジニアリング(ADPi)は、「35カ所の候補地に対して、航空安全や経済性、アクセス性、環境などを総合的に考慮した結果、金海空港の拡張という結果を出した」と明らかにした。総合評価の点数は、金海国際空港の拡張が818点、密陽(ミリャン)が683点、加徳島(カドクド)が635点だった。

 国土交通部によると、金海国際空港を単に補強するのではなく滑走路、ターミナルなどの空港施設を新設するほか、空港へのアクセス方法も改善する方針だ。


つづきは本紙へ