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2017/04/07

<総合>第1四半期・輸出堅調、2桁の14.9%増

  • 第1四半期・輸出堅調、2桁の14.9%増

 輸出の回復が続いている。産業通商資源部によると、3月の輸出も2桁の伸びを示し、第1四半期(1~3月)の輸出増加率は前年同期比14・9%を記録した。5年6カ月ぶりの最大の伸びだ。輸出の回復に伴い、主要上場企業の第1四半期業績は過去最高を記録する見通しだ。特に、半導体と石油化学の大幅な輸出増が輸出全体の好調を主導し、企業の売上と利益が同時に増大している。

 韓国の輸出は2015年から極度の不振に追いやられ、これまでの高い増加率がマイナスとなった。

 昨年第2四半期(4~6月)にマイナス6・7%、第3四半期(7~9月)もマイナス5・0%に落ち込んだ。だが、次第に回復の動きをみせ、第4四半期(10~12月)には1・8%のプラスに回復。今年に入ってからは1月11・2%、2月20・2%、3月も13・7%と2桁の伸びを示した。

 3月の輸出額は489億㌦。月間輸出額としては14年12月(495億㌦)以来の最高値だ。特に、半導体は75億㌦(41・9%増)を記録し、3カ月連続で過去最高を更新した。スマートフォン(高機能携帯電話)の高機能化に伴い、DRAM半導体の主力製品がこれまでのDDR3からDDR4に移った効果も大きかった。単価が15・8%ほど高いからだ。


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