ここから本文です

2018/04/06

<総合>上場企業533社・昨年純利益、初の100兆㌆突破

  • 上場企業533社・昨年純利益、初の100兆㌆突破

 韓国の主要企業は昨年、売上高・営業利益とも業績が回復し、投資実績は過去最高水準に達した。特に、IT(情報技術)や半導体分野での躍進が目立った。今年も好調は持続する見通しだが、楽観はできない。米中間で貿易戦争の様相を呈する一方、米国が韓国に対してウォンの安値誘導を禁止するよう要請するなど通商関係が悪化しており、企業業績や投資戦略に影響を及ぼしそうだ。

 韓国取引所と韓国上場企業協議会によると、有価証券市場に上場された12月企業533社の昨年の経営実績は、売上高が前年比9・96%増の1823兆1126億㌆に達した。営業利益も28・17%増の157兆7421億㌆を記録。純利益は40・12%増の114兆5926億㌆で、初めて100兆㌆を突破した。営業利益率は8・65%を記録し、前年を1・23㌽上回った。

 コスダック市場上場861社の昨年の営業利益と純利益もそれぞれ9兆7727億㌆、4兆8992億㌆で過去最高となった。世界経済の回復と半導体好況、IT、機械、建設、医療などの業種で特に業績が回復した。


つづきは本紙へ