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2019/05/24

<総合>セルトリオン、バイオヘルスに40兆㌆投資

  • セルトリオン、バイオヘルスに40兆㌆投資

    仁川の新都市松島にあるセルトリオンのバイオヘルス工場での研究作業

 バイオ医薬品大手のセルトリオンは、2030年までにバイオヘルスケア事業に計40兆㌆を投資する「セルトリオングループビジョン2030」を発表した。計画の柱は生産設備の拡充で、バイオ医薬品の生産設備を年産19万㍑から59万㍑に拡充する。また、健康を維持・管理するヘルスケア事業の強化、バイオヘルス関連のスタートアップ支援のためのファンド拡大、海外での直販体制を進める。将来的には韓国を世界のバイオ・化学合成医薬品産業の中心地として成長させたい考えだ。雇用効果も大きく、間接雇用を含め11万人の雇用創出を見込んでいる。

 今回の計画は、仁川(インチョン)市庁で16日行われた徐廷珍(ソ・ジョンジン)・セルトリオングループ会長と朴南春(パク・ナムチュン)・仁川市長の共同記者会見で発表された。徐会長は「最近、李在鎔(イ・ジェヨン)・サムスン電子副会長が非メモリー半導体への投資計画と抱負を明らかにしたように、バイオ産業もそれ相応のビジョンを出したつもりだ。私たちは世界最大の製薬会社であるファイザーを相手に挑戦に乗り出す考えだ」と語った。

 投資内訳は①バイオ医薬品に25兆㌆②化学合成医薬品に5兆㌆③ヘルスケアなど新事業に10兆㌆となっている。投資額40兆㌆のうち、10兆㌆はグローバル投資機関から調達する計画だ。


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