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2019/04/26

<総合>景気刺激へ補正予算6兆7000億㌆

  • 景気刺激へ補正予算6兆7000億㌆

 政府は24日、洪楠基(ホン・ナムギ)・経済副総理兼企画財政部長官主宰の臨時閣議を開き、総額6兆7000億㌆の補正予算案を議決した。落ち込む景気のてこ入れを図り、大気汚染の改善、山火事対応を強化する。財源調達のため、初めて赤字国債を発行した。25日に補正予算案を国会に提出した。

 韓国の景気低下は様々な指標に表れており、経済成長率はマイナスに落ち込んでいる。LG経済研究院が、今年の成長率見通しを2・5%から2・3%に引き下げるなど、各研究機関が相次いで成長率を引き下げている。いずれも景気不振と判断し、景気浮揚の必要性を指摘している。

 洪経済副総理は「政府の成長率目標を2・6~2・7%と提示した時よりも世界経済の減速ペースが加速し、輸出環境が厳しい」とし、「補正予算は成長率を0・1㌽程度押し上げる効果がある」と説明した。だが、補正予算だけで成長目標を達成できるとは考えておらず、さらなる補強策が必要だと見ている。


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