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2021/02/19

<鳳仙花>◆韓国の難民児童に教育支援を◆

 韓国で正式な滞在許可を受けたシリアやイエメンなど難民児童(0~17歳)は、昨年までに約850人。しかし、その多くが生活苦のために教育を受けにくい環境にある。この難民児童のために、高麗大学校の4人の女子学生が特別教育プログラムを作成し、今月中にも活動を始める。

 昨年末、17の国・地域から26大学が参加する大学間のグローバルネットワーク「Universitas21」(ウーニウェルシタース21)が行ったSDGs(持続可能な開発目標)プロジェクトの教育分野に参加、難民児童の教育問題を学んだことが活動を始める契機になったという。

 メンバーの一人は、「難民児童が韓国で無事に成長できるよう支援したい。貧富格差や不平等を減らすことができる基本的な手段が教育だと思う」と強調した。別のメンバーは、「難民児童は韓国語がまったく出来ない。そのためプログラムを視覚化した」と説明する。


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