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2021/06/25

<鳳仙花>◆食品・化粧品でも韓流広がる◆

 韓国映画・ドラマやK-POPが海外で高い人気を呼んでいるのは周知の事実だが、韓国食品や化粧品に対する関心も急速に高まっている。それは輸出額に顕著に表れている。関税庁によると、韓国食品(畜産・水産物と飲料・酒類を除く)の輸出額は昨年42億7900万㌦で過去最高を記録した。コロナ禍の中でも前年比14・6%の高い伸びだ。化粧品の輸出額も16・1%増え75億㌦に達し、フランス、米国に次ぐ世界3位の化粧品輸出国に浮上した。「新韓流」といっていいほどの勢いだ。

 韓国食品の中で海外での人気が高い即席めんの輸出は29・2%増え6億㌦を上回り、韓国伝統のキムチも37・6%増の1億4500万㌦で過去最高記録だ。また、韓国料理ブームでコチュジャンなど調味料類の輸出急増も目立った。輸出先はトップ3の日米中をはじめ東南アジア、中東、中南米へと80カ国以上に拡大した。関税庁は「移動制限とステイホームの長期化で保管・調理のしやすい即席食品の需要が増加し、韓国文化コンテンツの人気により韓国料理も文化商品として価値が高まったことが輸出をけん引した要因だ」と分析した。
今年もこの勢いは続いており、


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